屋久島 モッチョム岳(本富岳)

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
つじまい(おとな女子登山部)
日程
2017年03月03日 (金)~2017年03月03日 (金)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
06:25出発
モッチョム岳登山口→(70分)→万代杉→(21分)→モッチョム太郎→(44分)→神山展望台→(45分)→モッチョム岳→(110分)→モッチョム岳登山口
12:00到着
合計距離: 5km
累積標高: 765m
コース状況
モッチョム岳登山口は、千尋滝駐車場から展望台へ進むと左手にある。
急な坂で手を使うことが多いのでストックないほうがよい。
木の枝や、岩が滑るので雨の日は避けたほうがよい。

水場 万代杉とモッチョム太郎の間に沢があり
トイレ 千尋滝の駐車場

下山後は尾之間温泉がおすすめ。
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

屋久島、尾之間集落から見上げると、露出した岩肌がとてもかっこよく、いつか登りたいと思っていたモッチョム岳。
標高は940mとそんなに高くはないですが、見た目の山容からもわかるように、急峻な道が続くハードなコースのようです。
ちなみにモッチョム岳はフリークライミングのルートもあり、「フリークライミング日本100岩場」にも掲載されています。

千尋滝展望台のすぐ手前に登山口があります。
登山道はスタートからきつい登りです。
標高100mおきに教えてくれるのですが、なかなかすすみません。

岩の滑りやすいところにロープがかけられていますが、触らないルールでいってみます。
途中、万代杉やモッチョム太郎といった巨大な杉にも会うことができるので、全く飽きることがありません。

標高700~800mくらいから、屋久島固有種のオオゴカヨウオウレンが咲いていました。
先に行った永田岳では見つけることができなくて悲しかったんです。
とても可愛くて、ドキドキしました(笑)
標高があがるにつれて、踏まないように気を付けるほど登山道のいたるところに咲いていました。

急に視界が開けると、展望台らしき場所につき、海とモッチョム岳の山頂が見えました。
モッチョム岳の岩の割れ目までしっかり見えます。

ここから先が一番の核心でしょうか。いったん、下ってまた登りとなります。
ここでもロープ触らないルールで、岩と木の根っこをつかんで四足歩行です。
アスレチックで楽しい!!

最後に巨岩がたちはだかり、上からロープがかかっています。
これがあの展望台からみた割れ目の部分。
半分くらいまで自力で頑張りましたが、途中からロープを持ってよじ登りました。

山頂からは360度の大絶景。
本当に素晴らしかったです。海がすぐ下に見えます。
940m上空を飛んでいるような気分になりました。

安房でゲットした屋久島定番の登山弁当を食べて、ひとり占めの山頂を満喫しました。
下山時には5名ほどの登山者に会いました。
この時期は、まだ涼しく虫もいないので登りやすいです。
暑い時期は、早朝からの登山をおすすめします。

フォトギャラリー

尾之間集落から眺めたモッチョム岳

登山口(下山時に撮影)

苔がきれいです

万代杉、急にあらわれてびっくりしました。

木の根ですべらないように。

こちらはモッチョム太郎。大好きです。

オオゴカヨウオウレンは屋久島固有種

ちっちゃくて可愛いお花です

モッチョム山頂が見えてきた。

けっこう下ります。

モッチョム岳山頂940m

振り返って、歩いてきた稜線

よく見ると岩の上に、ウミネコがいました。

尾之間集落。丸い建物はJRホテルです

空と海の境目がわからない

山頂でお弁当

岩を反対側に下りると祠がありました。

山頂から下りるところ

途中で振り返ってモッチョム

下山後、登山口からすぐの千尋の滝に立ち寄りました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部