一切経山~東吾妻山を走る(クマ出没中?!)

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2010年09月10日 (金)~2010年09月10日 (金)
メンバー
天候
曇り時々晴れ
コースタイム
浄土平(10:40)→鎌沼(10:55)→酸ヶ平避難小屋(11:10)→一切経山(11:25,休憩15分間)→酸ヶ平避難小屋(12:00,昼食休憩30分間)→姥ヶ原(12:45)→東吾妻山(13:00,休憩10分間)→展望台(13:20)→景場平(13:50)→鳥子平(14:10)→浄土平(14:40) 行動時間:約3時間15分
コース状況
【浄土平~鎌沼~一切経山】
歩きやすい登山道です。鎌沼周辺は木道が敷かれ、お花畑のなかを歩きます♪酸ヶ平避難小屋までは湿原&お花畑ですが、その先は草木が無くなり、一切経山頂近くになると風向き次第では硫黄臭い。事実、南側の直登ルートは有毒ガス発生のため2008年11月より立ち入り禁止です。草木が無いため視界が悪いと目印が少なく、ロープ、ペンキを頼りに進みます。一切経山頂は広く、大展望が広がります。直下の五色沼を俯瞰でき、北西には西吾妻山への縦走路が。ちなみに浄土平までは「磐梯吾妻スカイライン」(有料)で行きます。料金は普通車¥1,570です。駐車場も有料で普通車は¥410です。浄土平の標高は1,580m。立派な高所です!したがってまもなく“雪の世界”になり、今年は11月15日(月)で閉鎖されます。

【姥ヶ原~東吾妻山~景場平~鳥子平~浄土平】
「平」と名の付く場所だらけ(^o^)v。この辺りはその名の通り平らで、湿原になっているところがほとんどです。もちろん木道が整備され、“走り”やすい!ただし、東吾妻山から景場平への下りは樹林帯の登山道で、湿った土がむき出し。トレランシューズでは滑りやすく少々難儀しました。東吾妻山山頂もとんでもなく広く(テニスコート二面くらい♪)、展望も素晴らしいです。
難易度
Google Map

より大きな地図で 100910東吾妻山トレラン を表示
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感想コメント

【トレラン向きの気持ちのよい山】
木道が整備されているところが素晴らしい。浄土平からは高低差も少なく、トレイルランニング向きの山でしょう。注意すべき箇所は「一切経山の直下」と「東吾妻山からの下り」。前者は火山なのでガレ場が多く、足場を慎重に見極めながらゆっくり進みましょう。また、ガスに巻かれると遭難の危険も!後者はツルツルの湿った土の道なので滑りやすいです。今回使用したサロモン(SALOMON)の『XA プロ 3D ウルトラ GTX』は固めのソールと安定したヒールカップ、土踏まず周りが気に入っており、この悪路を走るには最も適した靴でした。

【クマ出没中につき立ち入り禁止!】
浄土平のキャンプ場への道に看板が出ており、ロープが張られていました。今年はどの山もクマに注意でしょうか?!

フォトギャラリー

「景場平」付近です。走りやすくて気持ちいい~♪

「エゾオヤマリンドウ」でしょうか?紫のリンドウ系の花がよく見られます。

「鎌沼」への分岐です。

鎌沼へ至る道はこんなに歩きやすい。

広い広い「鎌沼」。鴨も遊んでいました。

「一切経山」への登りです。さっきまでのうららかな道はどこへやら。地獄へ続く道のよう…。

「空気大感謝塔」??一切経の山頂にて。

五色沼が直下に見えます。

一切経山からの少し下ったところ。奥にこれから向かう東吾妻山、右に鎌沼、真ん中下に酸ヶ平避難小屋。

酸ヶ平避難小屋のバイオトイレ。ふむふむ、用を足したら右のレバーを上下に動かすわけだな。

小屋の前で昼食休憩です。食後の「えいようかん」は僕の山行のマイブームです(#^_^#)

さあ、東吾妻山へ向かいましょう!

「東吾妻山」山頂にて。カッコつけてみました。

ああー、気持ちいい道だ。走っている場合ではない!休憩が多くなりますね。

赤色とんぼが眼を回しぃ~、ぼーくの走りを眺めていーたーよぉ♪

池塘も多く、足は止まるがシャッターを押す指は止まらない。

「鳥子平」で一旦車道へ出ますが、数10mでまた登山道へ戻ります。

ゲゲゲッッ!!生きた心地がしません…。

「吾妻小舎」。趣のあるウッディな小屋です。泊まってみたい。

一切経山南面の噴煙が見えてきたらゴールは間近です。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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