日本百名山雌阿寒岳と阿寒富士

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投稿者
斉藤 裕一
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日程
2023年08月03日 (木)~2023年08月03日 (木)
メンバー
斉藤
石渡(グラビティリサーチ札幌)
他 1名
天候
曇りのち小雨
コースタイム
野中温泉 → 阿寒富士 3:10
阿寒富士 → 雌阿寒岳 1:10
雌阿寒岳 → 野中温泉 1:50
※タイムは一般的なコースタイムの為、
 実際にかかった時間とは異なります。
コース状況
総距離 11.0km
獲得標高 1140m
全体的に歩きやすい登山道。
阿寒富士~雌阿寒岳の間に一部、
登山道が分かりにくい箇所あり。
難易度
Google Map
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感想コメント

本州から友人が来道。
このタイミングで日高の女王ペテガリ岳アタックを予定していましたが、
天候が安定せず、アタックを断念し、
比較的、天候が安定している地域、時間帯を狙って、
阿寒富士&雌阿寒岳に登って来ました。

予報ではこの地域、午前中はなんとか天気は持ちそうなので、
早朝の登山開始を想定し、前日夜22時に自宅を出発。

高速で向かい、仮眠を取ればいいのにフル一般道で到着は3時過ぎ。
仮眠体制に入りましたが全く眠れず、
無睡眠で登山開始。

野中温泉からオンネトーの野営場まで歩き、
そこから本格登山開始です。
登山口では立派なエゾシカが歓迎してくれましたよ。

登山道に入ると少し傾斜は急になりますが、
前半が森の中を歩くので、日差しは気になりませんが、
その分風もないので、蒸し暑いです。
本州から来た友人はケロっとしてましたが…

森を抜けると突然、阿寒富士が目の前に現れます。
なかなかの存在感ですよ。
形もしっかり富士山です。
阿寒富士を登り始めると、ザレザレの砂地になります。
急登を九十九折で登って行きますが、
足元は注意です。

阿寒富士の山頂に着くと、
雌阿寒岳がしっかり見えます。
これが絶景です。
行った事のない方は是非お薦めですよ。
北海道三大秘湖の『オンネトー』も見えました。

少し休憩し、雌阿寒岳を目指します。
阿寒富士を下り切ると登り返して山頂を目指しますが、
こちら側はすごい強風でした。
しかも地面が砂地なので、風で砂が目に入り辛かったです。
火口の中に青沼を見下ろしながら、なんとか山頂に着くと、
たいして休憩もせずに、雨が降り出す前に下山開始です。

今度は火口の中に赤沼が見えて来ます。
そのまま進むと九合目から下の岩場は、
クライマーにとっては良い岩が多いらしく、
石渡さんが何度も足止めしてチェックしてました。

下山する頃には少し雨も降り始めましたが、
小雨の間に下山する事が出来ました。

今回、無睡眠での炎天下登山で、
さすがにかなりコンディションの悪さを感じました。
とにかくバテる。嫌な汗が出る。単純に眠いので集中力も散漫等。
改めて睡眠を含むコンディション調整の大切さを思い知りました。


~お立ち寄りスポット~
野中温泉 入浴料500円
夢あとむ 牛トロ丼&牛玉ステーキ丼1680円



☆服装・装備について☆
ウェア類…
インナー(ファイントラック:ドライレイヤークール)
Tシャツ(化繊)
アームカバー(N・rit:チューブナイン・クーレット)
スポーツタイツ(薄手)
ハーフパンツ(水陸両用系)
ソックス(ダーンタフ:ブーツフルクッション)

その他の装備…
シューズ(サロモン:Xウォードレザ)
※一般的にはハイカットの登山靴がオススメ
バックパック(グレゴリー:ズール30)
ナルゲンボトル(500mℓ)
プラティパスソフトボトル(1.5ℓ)
ストック(ノーザンカントリー:TR-3023)
熊鈴(熊に金棒)
熊スプレー(カウンターアソールト)
防虫剤(森林香:蚊・マダニよけスプレー)

フォトギャラリー

阿寒富士&雌阿寒岳。

野中温泉からオンネトーを目指します。

森の中を歩いて進みます。

オンネトーに到着。

キャンプ場。

エゾシカの歓迎。

さて、登山道に入ります。

急登。

阿寒富士見えてきました。

うん。富士山ですね。

ハードな登り。

山頂から見る阿寒富士がすごい!!

降りて来ると歩いた九十九折のルートが良く見えます。

雌阿寒岳に向かいます。

青沼。

すぐそこ、山頂。

雌阿寒岳到着。

赤沼。

小雨が降り始めました。

キノコもいっぱいありました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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