沢登り 大台ケ原 堂倉谷本谷

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2012年08月27日 (月)~2012年08月28日 (火)
メンバー
天候
曇り時々雨
コースタイム
27日 大台ケ原ビジターセンター(7:15)=堂倉小屋(9:05~9:25)=
    堂倉滝(10:05~10:15)=アザミ谷出合(12:45)=幕営地(14:40)
28日 幕営地(7:40)=石楠花谷出合(9:30)=正木ヶ原(13:00)=
    大台ケ原ビジターセンター(13:40)
コース状況
初日は入渓点まで急な下り。
堂倉滝まで登山道が開通したので通行止め中より整備されています。

フリクション:よく滑る
水温:下流はそれほど冷たくない。上流に行くほど冷たい。
ヒル:見かけませんでした。

ロープ、登攀具必須
泳ぎあり、へつりあり、直登あり、高巻きあり、
ルートファインディング等、総合力が必要。

ビジターセンターに駐車可。WCあり。
難易度
Google Map

より大きな地図で 20120827堂倉谷 を表示
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感想コメント

昨年、増水のため1日で撤退を余儀なくされた堂倉谷のリベンジに行ってきました!
予報ではそこそこの天気のつもりが、そこはやはり大台ケ原。小雨がパラパラ・・・
増水が気になりましたが、思いの外、水量は少なく、完全遡行できました。

人気の高い秀渓と言われるだけあって、渓谷美が凄い!
エメラルドグリーンの水は美しく透き通り、
豪快な巨岩や迫力の滝があるかと思えば
穏かな流れや美しい廊下、特異な景観の釜などなど・・・
色んな表情を持った沢です。

秋の紅葉の頃は更に美しいだろうなぁ~
と思いましたが、沢登りには寒すぎますね(^^;

今回も周りのサポートのおかげで遡行できましたが、初心者レベルの私にはロープ確保なしでは絶対に行けない沢です。
お助けスリングも何度出していただいたか・・・
フリクションが悪く、よく滑るので、大した事無く見える所でも意外と厄介だったりします。
そして何よりも体力。正木が原につめ上がる頃には体がパキパキ言ってました。
しかし、それを忘れさせてくれるくらいの満足感・充実感を与えてくれる沢でした。

フォトギャラリー

迫力の堂倉滝。

堂倉滝までひたすら下ります。

入渓地点より瀬滝。

入渓早々から泳ぎです。

豪快な巨岩地帯。

大岩を持ち上げる男???

水の中。綺麗です♪

堂倉と言えば・・・奥七ツ釜。

天気が良ければ釜ダイブをしたいところ・・・

幕営地。夜中も激しい雨が降ったので小屋の庇がありがたかった。

2日目。穏やかで美しい渓からスタート。

エメラルドグリーンの廊下。

連瀑帯に突入!

シャワーを浴びながら直登!

核心2段25m滝。1段目は右側から。

1段目を登り終えた岩間から2段目の滝が。

2段目もスリリング。ちゅるちゅるで滑りそう・・・

連瀑帯はシャワーを浴びながらガシガシ登る。

ナメが続いたらそろそろおしまい。

正木ヶ原の少し下で登山道に出ました。ちょっと青空が悔しい・・・

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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