近江富士(三上山)~妙光寺山

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2013年01月18日 (金)~2013年01月18日 (金)
メンバー
天候
晴れのち粉雪
コースタイム
御上(みかみ)神社-(5分)-三上交差点-(10分)-妙見堂(みょうけんどう)跡-(50分)-三上山山頂-(65分)-東光寺越-(20分)-田中山分岐-(15分)-妙光寺山山頂分岐-(5分)-妙光寺山山頂-(5分)-妙光寺山山頂分岐-(10分)-岩神-(25分)-稲荷神社-(30分)-御上神社
コース状況
両方とも低山ですが、この日は5~10cmの積雪がありました。三上山の上部は岩場があり、濡れている場合や積雪がある場合は滑らないように注意が必要です。
妙光寺山まで足を延ばす場合は、2山を結ぶ縦走路を通ります。途中、分岐がしばしば出てきますが、案内板もよく整備されているので問題ないと思います。
また、妙光寺山は9~11月にはマツタケ採取のため、入山禁止になるので、事前に確認してから出掛けましょう。
難易度
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感想コメント

滋賀県の湖南地域は、湖北や湖西地方ほど雪が積もるわけではないので、逆に低山の雪山を体験できた自分は幸運だったかもしれません(この日、湖北や湖西地方は大雪でした)。
三上山は、近江富士の名に恥じない綺麗な円錐形をしていて、前から気になっていたので、今回挑戦するに至りました。山そのものが、麓の御上神社の御神体で、頂上には奥宮もあり、神聖な山です。表登山道と裏登山道があり、今回は表から登ることに。急坂も所々出てきますが、のんびり登ってもそれほど時間はかからないと思います。
三上山と妙光寺山を結ぶ縦走路は、予想以上にいい所でした。展望が開けているので開放感があり、2山の他に湖南地域の山々や麓・野洲市の街並み、琵琶湖も見渡せました。また、縦走路一帯に生える背丈の低い松やシダ植物が、雪を被って幻想的な雰囲気を醸し出していました。
妙光寺山の北麓には、鎌倉時代に彫られたという石仏が残っていて(磨崖仏)、なかなか見応えがありました。

フォトギャラリー

御上神社から見た三上山。左が男山、右が女山。

登山口は、民家のすぐ裏にあります。

妙見堂跡。江戸時代末期、この地を治めた藩主が信仰していたお寺の跡のようです。

割岩(われいわ)。通っていいらしいのですが、かなり狭かったです。しばらく身動きが取れなくなりました。もちろん、この割れ目を通らずとも行けます。

野洲の街並み。その向こうに、うっすらと琵琶湖も。

岩場も出てきます。ちょっと滑りました。

三上山山頂。

花緑公園へ下る道は、健脚向きと一般向きの道が何度も交差します。

途中で中段の道を妙見堂跡方面へと曲がり、北尾根縦走路に入ります。

雪を被った松林が、なかなか見事です。

三上山を振り返る。この角度から見ると、いい形してますね。

展望のきく尾根道を進みます。

途中、奇岩も結構出てきます。

雪もいい感じに積もっています。

雲が湧いてきて雪も舞い始め、ホント、山奥にいるようです。すぐ下に街が見えるのに・・・。

妙光寺山の頂上は、もう目前!

妙光寺山山頂。この付近は足跡も見られず、誰もいない静かな空間でした。

山の北側へ下山します。

道の途中、岩神付近にある磨崖仏。鎌倉時代末期に彫られたという石仏が、見事なまでに美しく残っています。

麓に下りたら、国道8号を通って御上神社に戻ります。その途中で見た、ネオンに浮かぶ近江富士。美しい。いつまでも大切に・・・。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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