氷の芸術 雲竜渓谷
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年01月22日 (水)~2014年01月22日 (水)
- メンバー
- 天候
- 雪のち曇り
- コースタイム
- 林道入口ゲート〜135分〜洞門岩〜30分〜渓谷入口〜10分〜親知らず友知らず〜5分〜氷柱〜15分〜雲竜瀑〜30分〜渓谷入口〜90分〜林道入口ゲート
- コース状況
- 林道は氷の上に薄雪。つぼ足でも歩けますが、チェーンアイゼンが有効です。
洞門岩〜渓谷入口は徒渉2回。難しくはないですが、靴は少し水に浸かります。事前の防水ケアを。
渓谷に下る階段は先行者のステップと手すりで難なく降りられましたが、やや急なのでピッケル&アイゼンで慎重に下ってください。
氷柱付近はつららが落下する可能性大です。要ヘルメット。
雲竜瀑の手前はトラバース気味ですのでこちらも要ピッケル&アイゼンです。
- 難易度
感想コメント
雑誌の表紙をかざり、いつか行ってみようと思っている方も多い雲竜瀑。
予想より良かった!!というのが正直な感想です。
これほどの規模の氷柱(しかもキレイなブルーアイス)を見たのは初めてだったので圧倒されました。
滝裏から見える雲竜瀑は上までつながっており、いつか登れるようになりたいなぁと思いました。
今回使用した新たな道具は、パタゴニアのナイフブレードジャケット、ブラックダイアモンドのベノムハンマー、グリベルのエアテックニューマチックです。
ジャケットはハードシェルに比べ柔らかく、林道での汗抜け、降雪時の耐水性等、文句なし。心地よくてクセになりそうです。ピッケルは少し岩が出てくるバリエーションルートにどうかと思って購入。氷へしっかり刺さりました。アイゼンは爪が長過ぎず河原歩きにもってこいでした。アンチスノープレートも前評判通り良いです。バランスの良さを実感しました。
途中で早めに沢に降りてしまいトレースのない箇所を通りましたが、ここが思いの他良かったです。
つららも美しいですし、ノントレースの沢を一人進む絵を見ると、秘境感、冒険感を感じました。
しっとりとした雪の沢歩き。日本は奥深いですね。(でも道迷いには要注意です。)
フォトギャラリー
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