秋の沢旅:ソエマツ岳南西面直登沢~ヌビナイ川右股沢
- 投稿者
- 小山田 隆博
- 日程
- 2014年09月29日 (月)~2014年09月29日 (月)
- メンバー
- 小山田(サッポロファクトリー店)
枝中(GR札幌)
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 9月29日~ソエマツ岳南西面直登沢遡行
ソエマツ林道ゲート(2時間10分)林道終点(1時間)404m二股(30分)513m二股:南西面直登沢出合(6時間30分)C1:900m
9月30日~ソエマツ岳南西面直登沢遡行~ヌビナイ川右股沢下降
C1(4時間)稜線(20分)ソエマツ岳頂上(2時間30分)C2:ヌビナイ川右股790m二股
- コース状況
- ●ソエマツ岳南西面直登沢
日高でも屈指の難渓。出合の513m二股までは林道2時間強を含めて約4時間。核心部は大滝は少ないですが、高い側壁に囲まれ磨かれた岩盤状の渓相が続きます。直登不能な滝の巻も急斜面のルンゼや泥壁と全く気が抜けません。グレードは4級上から5級下。
●ヌビナイ川右股(ソエマツ岳~790m二股)
今回下降した沢です。特に難しいところはありませんが、いくつか大きめのナメ滝がありますので慎重に下る必要があります。2級。
- 難易度
感想コメント
9月末となると北海道では沢に入る登山者はかなり少ないと思いますが、この時期の沢は紅葉に彩られ、夏とは違った魅力ある渓相を堪能できます。今回、遡行したのはソエマツ岳南西面直登沢。日高でも五指にはいると言われる険谷です。
林道を2時間、河原を2時間近く歩き出合に入ると怒涛の核心部。圧倒されるほどの高い側壁に囲まれ、険悪なゴルジュと滝が連続しますが、赤や黄色に色づいた木々に彩られた渓相はとても美しかったです。北アや飯豊、台高の沢にもひけを取らない険悪さと美しさを持った名渓と言えると思います。
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