曇っていても楽しめる日本百名山 斜里岳
- 投稿者
-
斉藤 裕一
サッポロファクトリー店
- 日程
- 2025年07月29日 (火)~2025年07月29日 (火)
- メンバー
- 斉藤
他 1名
- 天候
- 曇り時々小雨
- コースタイム
- 登り(旧道) 3:30
下り(新道) 3:20
※タイムは一般的なコースタイムの為、
実際にかかった時間とは異なります。
- コース状況
- 総距離 9.5km
獲得標高 1050m
清岳荘登山口から入山。
登りは旧道(沢コース)、
下りは新道(尾根コース)を利用。
入山から800m程林道を進むと、
新旧道分岐の手前から渡渉が始まります。
分岐後はさらに渡渉を繰り返す沢登りとなりますが、
本格的な沢靴などはなくても増水さえしていなければ
なんとか対応できます。
その後新道と合流すると最後の急登です。
ザレていて滑る箇所も多いので要注意です。
下山は尾根を歩く新道です。
視界が良ければ気持ち良いのですが今回は残念。
尾根から沢に向かって降りて行く箇所が急斜面で、
かなり滑るのでこちらも要注意です。
きよさと観光協会としては新道の往復を強く推薦しています。
旧道の方が面白さはありますが、
しっかりとした備えで十分注意して登りましょう。
- 難易度
-
感想コメント
道東遠征の二日目。
今回は斜里岳に登るため道東に行きました。
数日前から予報を確認していましたが、
やや不安定な予報。
しかし前日の夜には終日晴れ予報になり、
朝起きると雲はあるものの
しっかり山頂まで見えています。
期待しながら登山開始しましたがなぜか曇り空。
しかし斜里岳の登り(旧道)は沢を
渡渉しながら登って行く登山道。
雨さえ降っていなければ、
日差しがない事はあまり気になりません。
数えきれないほどの滝の横を抜け、
何度も何度も渡渉を繰り返します。
それほど危険に感じる箇所はありませんが、
気をつけないと水にはまってしまったり、
滑落してしまいそうな箇所はいくつかあります。
渡渉が終わり新道と合流したころに
晴れて来る予定だったのですが、
逆に少しですが雨が降り出して来ました。
それでも山頂に着いた頃には晴れると信じて、
山頂に向かいます。
斜里岳神社にお賽銭を入れ、無事山頂に到着。
しかし晴れる気配ないし。
少し待ってみましたが、
止む気配がないので諦めて下山開始。
下山は熊見峠を経由する新道を利用。
天気が良ければ気持ち良い稜線歩きなのですが、
こちらもガスで視界不良。
尾根が終わり沢に下りて行く急斜面は、
雨で抜かるんでかなり滑りました。
旧道と合流した後の渡渉は、
少し増水していて登りの時より難易度がやや上がっていました。
話だけ聞くとなんとも消化不良な登山に見えますが、
全然そんな事はなかったですよ。
旧道の登りや新道の急な下りは
まるで自然のアスレチックで、
景色が見れなくても十分楽しむことが出来ました。
でもやっぱり晴れた日にのぼりたいですよねー?
実は今回を含め3度登っている斜里岳ですが、
まだ気持ち良く晴れた日がありません。
是非、次回は晴れた日にリベンジしたいと思います。
~お立ち寄りスポット~
塩別つるつる温泉 日帰り入浴600円
☆服装・装備について☆
途中から雨が降り出しましたが、
ティフォンファントムトレックを使用し、
快適に過ごせました。
ウェア類…
インナー(ミレー:ドライナミックメッシュ)
Tシャツ(化繊)
アームカバー(N・rit:チューブナイン・クーレット)
レインジャケット(ミレー:ティフォンファントムトレック)
スポーツタイツ(薄手)
ハーフパンツ(水陸両用系)
ソックス(ダーンタフ:ブーツフルクッション)
その他の装備…
シューズ(サロモン:XA PRO 3D V2 )
※一般的にはハイカットの登山靴がオススメ
バックパック(グレゴリー:ズール40)
ナルゲンボトル(500mℓ)
プラティパスソフトボトル(2.0ℓ)
ストック(ノーザンカントリー:TR-3023)
熊鈴(熊に金棒)
熊スプレー(カウンターアソールト)
防虫剤(森林香:蚊・マダニよけスプレー)
おにやんま君&あかねちゃん
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。



















