上流に続く4mと斜瀑6mの滝を直登すると、谷は廊下状になってきました。ここを大きく左側に巻くと2段12mの滝の上に降り立ちます。岩が濡れていて、少し角度があるので滑りやすかったのですが、靴底のフエルトの威力を感じることができました。さすが!なかなかのスグレモノです!
ここは安全のためにロープを使います。手をケガと冷えから守るグローブも大活躍です。何ヶ所かは懸垂下降の場面もあり、美しさに見とれている場合ではなくなってきました。いよいよ佳境です!足場をしっかり見定めて、終了点近くの7mの滝へ向かいます。遡行終了点まであとひと息!ゆるやかなカーブを過ぎてしばらく進むと美しい7mの滝が姿を現しました。