黒岩尾根から登る幽玄と絶景にあふれた日光連山と男体山/秋の静けさを求めて19
- 投稿者
-
大島
- 日程
- 2026年10月06日 (火)~2026年10月07日 (水)
- メンバー
- 天候
- 晴れのち曇り/晴れ時々曇り(早朝強風)
- コースタイム
- 東武日光駅(60)二荒山神社前(45)殺生禁断石(45)稚児ヶ墓(45)水場の高原(90)八風(30)七滝遥拝石(120)唐沢小屋(40)女峰山(60)帝釈山(60)富士見峠(60)小真名子山(90)大真名子山(60)志津峠(150)男体山(150)二荒山神社中宮祠→二荒山神社中宮祠バス停→東武日光駅
- コース状況
- ■黒岩尾根(日光のバカ尾根)
二荒山神社脇や滝尾神社から登り始める標高差約1800mの関東屈指のバカ尾根。(でもマイナー)その原因は水場や営業小屋が一切ない故だろう。入山者も少ないのでクマの目撃情報も稀に出る。
この日も下山してきたトレイルラーナーさんがクマにあったと。私自身も真新しいクマの足跡を確認しています。ただ。日光のクマはアーバンベアと違い人の気配で逃げていく個体ばかりなので最大限に警戒をし、周辺状況をよく観察しましょう。※日光エリアは目撃情報は多いが事故が起きるのは極めて稀。
あと、笹の刈り払いが今年は行われていないので笹薮状態でした。(稚児ヶ墓〜八風)
唐沢小屋は老朽化は見えなくはないがまだまだ健在。収容人数も多くしっかりとした作りである。
なお、トイレはない。水場は往復20分程。auは小屋内でも繋がった。少し水場に降りると繋がりやすい。
山頂直下のガレ場は春は特に道が分かりづらく浮き石も多いので注意。
■女峰の水場
唐沢小屋から往復20分程。通年温度が5℃くらいらしい。煮沸は…多分しなくて大丈夫。すべてが美味しくなる水だと思う。
■女峰山〜富士見峠
女峰山からの下り出しがイヤらしい。アルプスと違って足場が明瞭でないので注意。痩せ尾根が帝釈山まで続くので強風時は要注意。富士見峠は圏外。
■富士見峠〜真名子山〜志津峠
小真名子山のガレ場が滑りやすくやや不明瞭。大真名子山の千鳥返し(鎖場)は慎重に足場を確認しながら通過すればそれほど難しくはない。志津峠付近はクマを警戒。志津峠は圏外。
■志津峠〜男体山〜二荒山神社中宮祠
裏男体コースは入山者が少ない。携帯の電波の入り具合も途切れ途切れ。登山道のつけかわりが激しく迷わないように。男体山の山頂は広く休憩がしやすい。表登山道は六〜八合目がガレ場になり上り下り共に転倒躓きに注意。下山が遅くなるとニ〜一合目はクマに警戒が必要。
二荒山神社中宮祠バス停は、その名の通り二荒山神社中宮祠前にある。中禅寺温泉バスターミナルまで行くと座れなくなる確率が上がる。いろは坂を立って下るのは…。
- 難易度
-
感想コメント
秋の山を楽しむべく「日光」へ行ってきました!!東武鉄道の快速があった時代には頻繁に足を運んでいた「ホームエリア」。今では年に1か2か…と…快速廃止のアクセス悪化により足が離れてしまいましたが……行くと毎度毎度「やっぱり日光の山はいいなーー!」と思います。
そんな日光の山の良いところは…
・山には人が少ないので静か(男体山と戦場ヶ原はのぞく)
・初〜上級向けまで様々なコースがある
・早めに下山できれば様々なグルメが楽しめます。
・時間があれば世界遺産が楽しめる
・実は温泉が豊富
・車や特急を使えばアクセスはいい
などがあげられます。
そして今回は三大急登にも引けを取らない「黒岩尾根」を登り、日本のハイマツの生育東端で見渡す限りの絶景の「女峰山」。痩せた稜線の先の「帝釈山」。深山の幽玄さを味わえ、奥日光の奥地を眺められる「小真名子山」「大真名子山」。そして中禅寺湖畔に聳える日光富士こと「男体山」。
どの山も単体で登っても十分な魅力のある山ですが贅沢にも五座まとめて縦走してきました!
黒岩尾根の笹薮状の登山道に苦労させられ、場所場所でクマに警戒をし、幾度も立ちはだかる登り返し…!そんな苦労を超えた先ある絶景と達成感。足に自信のある方…!……関東でこれだけのスケール味わえるのは他にありませんよ?「日光連山縦走」チャレンジしてみませんか?
※黒岩尾根
行者堂(735m)から女峰山山頂(2483m)まで 標高差1748m
二荒山神社前(647m)から女峰山山頂(2483m)まで 標高差1836m
東武日光駅(543m)から女峰山山頂(2483m)まで 標高差1940m
東照宮の裏手から女峰山へ至る「日光のバカ尾根」
※女峰山2483m
雲竜渓谷をその裾野に抱える成層火山。かつては3000mを越える山だったとされています。どの登山口からアプローチをしても標高差があり登山時間も長く中級者以上向けの山となります。
日本のハイマツ生育東端らしい。黒岩尾根では度々、熊の目撃情報があります。
※男体山2486m
中禅寺湖や華厳の滝などが出来るきっかけにもなった山で日光修験の開祖「勝道上人」が開いた「二荒山神社中宮祠」が男体山の麓、中禅寺湖の湖畔に建ち「二荒山神社」の登拝門から山頂に至る「中宮祠ルート」が一般的な男体山登山ルートです。中宮祠ルートは六~八合目が岩混じりの急斜面になりますので登り降り共に注意を払いましょう。また、一~三合目は早朝・夕方には熊の目撃もありますので周囲への警戒を忘れないでください。
※実際にチャレンジされる場合は、
コースタイム、単純標高差、登り返しの標高差、水・食料の量、エスケープルートの選定などしっかりと計画をする必要があります。中途半端な計画は様々なリスクを伴います。
《主な装備》
・バックパック
カリマー クリーブ30(初期型)
軽量なロールトップ可変容量タイプ。荷物の目安は8kg程度で!
・登山靴
ローバー バルドGTX(旧型)
革造りのトレッキングブーツ。適度な硬さと柔らかさで様々なシーンに適応させやすい。
・スリーピングマット
エバニュー コアレストマット
全長100cmのエアマット。冬季にも対応出来る断熱性を持つ。短い分軽い。足りない部分はバックパックで。
・ウェア
ミレー ソルメッシュフーディー
半袖か長袖か…中途半端な季節にも大活躍してくれるUVパーカー。汗抜けがよく速乾性も非常に高い。ウインドブレーカーなどで風を遮れば程よい保温力も。
・ストック
シナノ トレランポール13.6NEO
アルミの105cm固定ポール。突く位置持つ位置でコントロールし体重を乗せる使い方をしない人であれば使いこなせるでしょう。長さ調整がないのもあって軽量。
・調理器具
エバニュー チタンアルコールストーブ
火力も高く軽量。寒いときはまず逆さまにしてちょっとアルコールを垂らしてプレヒート。
焼き物も出来るスグレモノ。室温15℃で300mlを15mlのアルコールで沸かせました。
エバニュー チタンカップ400NH(34g)、250NH(24g)
アルファ米とフリーズドライスープの献立なので400NHで十分なお湯を沸かせます。250NHはお皿兼コップです。
エバニュー パンタパス400
ウインナーを焼くように持ってきました。お肉食べたい。
ベルモント ポットリフター(約9g)
これよりも軽量なものはありますが…こちらは350mlのお湯を持った際の安心感、安定感が違います。軽さよりも利便性を優先。
・水
1時間当たり300mlの計算をベースに初日2L、2日目3L用意していました。
《今日の下山》
日光駅近く らーめん「梵天」
かつては「くるまやラーメン」だったお店。今も味噌ラーメンは、時々食べたくなる美味しさ。最近は、外国人にも人気なようで入ったら日本人私だけでした(笑)夕方以降は何時もこうらしい。
・この他のオススメ
湯葉御膳 さんフィールド、クレープ てんとう虫
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- コースタイム
- 東武日光駅(60)二荒山神社前(45)殺生禁断石(45)稚児ヶ墓(45)水場の高原(90)八風(30)七滝遥拝石(120)唐沢小屋(40)女峰山(60)帝釈山(60)富士見峠(60)小真名子山(90)大真名子山(60)志津峠(150)男体山(150)二荒山神社中宮祠→二荒山神社中宮祠バス停→東武日光駅
- コース状況
- ■黒岩尾根(日光のバカ尾根)
二荒山神社脇や滝尾神社から登り始める標高差約1800mの関東屈指のバカ尾根。(でもマイナー)その原因は水場や営業小屋が一切ない故だろう。入山者も少ないのでクマの目撃情報も稀に出る。
この日も下山してきたトレイルラーナーさんがクマにあったと。私自身も真新しいクマの足跡を確認しています。ただ。日光のクマはアーバンベアと違い人の気配で逃げていく個体ばかりなので最大限に警戒をし、周辺状況をよく観察しましょう。※日光エリアは目撃情報は多いが事故が起きるのは極めて稀。
あと、笹の刈り払いが今年は行われていないので笹薮状態でした。(稚児ヶ墓〜八風)
唐沢小屋は老朽化は見えなくはないがまだまだ健在。収容人数も多くしっかりとした作りである。
なお、トイレはない。水場は往復20分程。auは小屋内でも繋がった。少し水場に降りると繋がりやすい。
山頂直下のガレ場は春は特に道が分かりづらく浮き石も多いので注意。
■女峰の水場
唐沢小屋から往復20分程。通年温度が5℃くらいらしい。煮沸は…多分しなくて大丈夫。すべてが美味しくなる水だと思う。
■女峰山〜富士見峠
女峰山からの下り出しがイヤらしい。アルプスと違って足場が明瞭でないので注意。痩せ尾根が帝釈山まで続くので強風時は要注意。富士見峠は圏外。
■富士見峠〜真名子山〜志津峠
小真名子山のガレ場が滑りやすくやや不明瞭。大真名子山の千鳥返し(鎖場)は慎重に足場を確認しながら通過すればそれほど難しくはない。志津峠付近はクマを警戒。志津峠は圏外。
■志津峠〜男体山〜二荒山神社中宮祠
裏男体コースは入山者が少ない。携帯の電波の入り具合も途切れ途切れ。登山道のつけかわりが激しく迷わないように。男体山の山頂は広く休憩がしやすい。表登山道は六〜八合目がガレ場になり上り下り共に転倒躓きに注意。下山が遅くなるとニ〜一合目はクマに警戒が必要。
二荒山神社中宮祠バス停は、その名の通り二荒山神社中宮祠前にある。中禅寺温泉バスターミナルまで行くと座れなくなる確率が上がる。いろは坂を立って下るのは…。
- 難易度
-
感想コメント
秋の山を楽しむべく「日光」へ行ってきました!!東武鉄道の快速があった時代には頻繁に足を運んでいた「ホームエリア」。今では年に1か2か…と…快速廃止のアクセス悪化により足が離れてしまいましたが……行くと毎度毎度「やっぱり日光の山はいいなーー!」と思います。
そんな日光の山の良いところは…
・山には人が少ないので静か(男体山と戦場ヶ原はのぞく)
・初〜上級向けまで様々なコースがある
・早めに下山できれば様々なグルメが楽しめます。
・時間があれば世界遺産が楽しめる
・実は温泉が豊富
・車や特急を使えばアクセスはいい
などがあげられます。
そして今回は三大急登にも引けを取らない「黒岩尾根」を登り、日本のハイマツの生育東端で見渡す限りの絶景の「女峰山」。痩せた稜線の先の「帝釈山」。深山の幽玄さを味わえ、奥日光の奥地を眺められる「小真名子山」「大真名子山」。そして中禅寺湖畔に聳える日光富士こと「男体山」。
どの山も単体で登っても十分な魅力のある山ですが贅沢にも五座まとめて縦走してきました!
黒岩尾根の笹薮状の登山道に苦労させられ、場所場所でクマに警戒をし、幾度も立ちはだかる登り返し…!そんな苦労を超えた先ある絶景と達成感。足に自信のある方…!……関東でこれだけのスケール味わえるのは他にありませんよ?「日光連山縦走」チャレンジしてみませんか?
※黒岩尾根
行者堂(735m)から女峰山山頂(2483m)まで 標高差1748m
二荒山神社前(647m)から女峰山山頂(2483m)まで 標高差1836m
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東照宮の裏手から女峰山へ至る「日光のバカ尾根」
※女峰山2483m
雲竜渓谷をその裾野に抱える成層火山。かつては3000mを越える山だったとされています。どの登山口からアプローチをしても標高差があり登山時間も長く中級者以上向けの山となります。
日本のハイマツ生育東端らしい。黒岩尾根では度々、熊の目撃情報があります。
※男体山2486m
中禅寺湖や華厳の滝などが出来るきっかけにもなった山で日光修験の開祖「勝道上人」が開いた「二荒山神社中宮祠」が男体山の麓、中禅寺湖の湖畔に建ち「二荒山神社」の登拝門から山頂に至る「中宮祠ルート」が一般的な男体山登山ルートです。中宮祠ルートは六~八合目が岩混じりの急斜面になりますので登り降り共に注意を払いましょう。また、一~三合目は早朝・夕方には熊の目撃もありますので周囲への警戒を忘れないでください。
※実際にチャレンジされる場合は、
コースタイム、単純標高差、登り返しの標高差、水・食料の量、エスケープルートの選定などしっかりと計画をする必要があります。中途半端な計画は様々なリスクを伴います。
《主な装備》
・バックパック
カリマー クリーブ30(初期型)
軽量なロールトップ可変容量タイプ。荷物の目安は8kg程度で!
・登山靴
ローバー バルドGTX(旧型)
革造りのトレッキングブーツ。適度な硬さと柔らかさで様々なシーンに適応させやすい。
・スリーピングマット
エバニュー コアレストマット
全長100cmのエアマット。冬季にも対応出来る断熱性を持つ。短い分軽い。足りない部分はバックパックで。
・ウェア
ミレー ソルメッシュフーディー
半袖か長袖か…中途半端な季節にも大活躍してくれるUVパーカー。汗抜けがよく速乾性も非常に高い。ウインドブレーカーなどで風を遮れば程よい保温力も。
・ストック
シナノ トレランポール13.6NEO
アルミの105cm固定ポール。突く位置持つ位置でコントロールし体重を乗せる使い方をしない人であれば使いこなせるでしょう。長さ調整がないのもあって軽量。
・調理器具
エバニュー チタンアルコールストーブ
火力も高く軽量。寒いときはまず逆さまにしてちょっとアルコールを垂らしてプレヒート。
焼き物も出来るスグレモノ。室温15℃で300mlを15mlのアルコールで沸かせました。
エバニュー チタンカップ400NH(34g)、250NH(24g)
アルファ米とフリーズドライスープの献立なので400NHで十分なお湯を沸かせます。250NHはお皿兼コップです。
エバニュー パンタパス400
ウインナーを焼くように持ってきました。お肉食べたい。
ベルモント ポットリフター(約9g)
これよりも軽量なものはありますが…こちらは350mlのお湯を持った際の安心感、安定感が違います。軽さよりも利便性を優先。
・水
1時間当たり300mlの計算をベースに初日2L、2日目3L用意していました。
《今日の下山》
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かつては「くるまやラーメン」だったお店。今も味噌ラーメンは、時々食べたくなる美味しさ。最近は、外国人にも人気なようで入ったら日本人私だけでした(笑)夕方以降は何時もこうらしい。
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