春の雪 西穂高岳
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年04月17日 (木)～2014年04月18日 (金)
- メンバー
- 天候
- 1日目 晴れ 2日目 視界良好な曇り
- コースタイム
- 1日目 ロープウェイ西穂高口(75分)→西穂山荘 泊
2日目 西穂山荘(15分)→丸山(60分)→西穂高岳 独標2701M(40分)→ピラミッドピーク(60分)→
西穂高岳 山頂(150分)→西穂山荘(40分)→ロープウェイ西穂高口
- コース状況
- ロープウェイ降りて西穂山荘までトレース踏み跡あり。
宿泊した夜に降雪4～5㎝のため、西穂高岳へ向かう稜線上はほぼトレースなし。
夏道のマーキングは見えます。
- 難易度
-
感想コメント
久々に気の合う仲間達と再会、目指すはガチガチな山域 北アルプス西穂高岳行ってきました。
下界は春ですが、高所な山は雪が沢山。
だけど、日差し暖かで風は穏やか。着実に春の足音が聞こえてきます。
宿泊日の夜に降雪4～5cmほどあり、翌朝外に出るとトレースはうっすら見える程度。
小俣リーダーのもと、トレースをしっかりつけて雪を踏みしめる音を楽しみながら慎重に進んでいきます。
風が穏やかなのが救いでした。山荘から西穂高岳へ向かう際、強風に煽られ吹っ飛ばされることもなく
全員の声もしっかりと聞こえて快調に登頂成功。
厳冬期との違いはヒシヒシと感じました。
これから残雪期4月中はいきなり雪が降る事もしばしば。
雪解けが進みズボズボ踏み抜く事も多いです。今回、私沢山踏み抜きました。
下山時に出会った雷鳥に笑われているような泣き声が聞こえました。
来月以降は高所残雪地帯や新緑がキレイな渓流・名瀑をメインに全国歩いていきたいです。
＊車でお越しの方はロープウェイ口バス停より手前の深山荘の駐車場に車駐車して下さい。
ロープウェイ乗車時に荷物測定あり。6ｋｇ超えで運賃プラス300円かかります。
通年運行、運行時間注意。
西穂山荘も通年営業、詳細は必ず現地までお問い合わせを。
フォトギャラリー
息を飲み込む光景ここピラミッドピーク越えて西穂山頂まで。
新穂高ロープウェイ口まで駐車場から少し登り歩いて到着。
荷物測定。6ｋｇ以上の方、運賃プラス荷物代300円也。私の荷物 約9ｋｇ。
ロープウェイ西穂高口駅2156M着。日差し暖か、山荘までシェルなしでファイントラック上下の威力で向かう。
プチ雪の大谷。この先の樹林帯を適度な登りも踏ん張って、、、
西穂山荘着！名物の雪だるま冬の終焉を感じる姿。。。
晩御飯さすが北アの山小屋ハイレベル。私も山小屋勤務経験ありますが、北アのご飯に毎回圧倒されます。味噌汁が山小屋の味の決め手。
2日目の朝。予報通り晴天では無いものの景色はくっきり見える！
左端の丸山をまずは目指す。風も無くまだウールインナー手袋でも意外と平気。
今まで登った道を振り返る。焼岳方面かな？
岩と雪ミックスはいつどこでも緊張します。。。
独標への途中さらに緊張感MAXなロープで繋がれて全員一心同体。
夏場ではゆるやかな道、岩場を行くと西穂独標2701M着。この先は初心者の方はくれぐれも気をつけて！
朝8時30分過ぎ気温約0度近く。この先は岩場も多々あるのでオーバーグローブも装着予定。
今回の山行で最も印象的な光景のピラミッドピーク着。
小俣リーダー、頼もしいです。
・・・・。この下に落ちないよう終始緊張感を保って進む。
途中鎖場も雪からしっかり顔を出し、目標の西穂高岳2909M着！女だって登頂の気合はあるのよ。
雪尻。美しい自然の造形美でもあり、歩くのは大変危険。
下山途中、冬の雷鳥に初めて会う。山で会う嬉しい三大光景・＜雷鳥＞・＜ブロッケン現象＞・＜自然、皆の笑顔＞
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。
