おとな女子登山部レポート五頭山でクリスマス

　五頭山に雪が無い！年末のこの時期は例年だと雪がかなり深くてワカン必須、場合によってはスノーシューでラッセルなんてこともあるのに、雪が無さ過ぎて驚いてしまいました。

　雪があっても雨が降っても必ず登山者のいる五頭山。誰にも会わない山行が続いたのでこの日は安心して登れました。それにしても雪が無い。また靴がどろんこになって洗うのが面倒だなーと思いながら、８合目を過ぎたところでようやく雪道になりました。シャーベット状で進むのに全く苦労しません。三ノ峰のお地蔵様も体は全く埋もれていませんでした。雪があればショートカットできる道も、今は未だ夏道を辿らなければなりません。

　三角点に着くと、ややっ、誰かが作った可愛らしい雪だるまがいるではありませんか。お口が無かったので私が手を加えてさらに可愛く（？）アレンジ。すると冬空の一点がみるみる晴れてゆき、雲海が現れました。五頭山で雲海を見たのは初めてだったので、思いがけず素敵なクリスマスプレゼントを頂いてしまいました。

　帰りは未だ歩いたことのないスキー場コースを下ることに。こちらもやはり溶けた雪のせいでドロドロの道。転んでないのにはねた泥で顔まで汚してしまいました。恥ずかしいので駐車場に誰もいないことを確認し、そそくさと車に乗り込みました。また雪がどっぷり積もったら訪ねたいです。