おとな女子登山部レポートムーミンを探しに… 秋田駒ケ岳

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投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
日程
2016年09月30日 (金)~2016年09月30日 (金)
メンバー
単独
天候
晴れ
コースタイム
八合目登山口(60分)男岳(30分)駒池(20分)大焼砂(25分)横岳(15分)阿弥陀池(15分)男女岳(10分)阿弥陀池(40分)登山口
コース状況
・10月中は土日祝のみ駒ヶ岳登山口から八合目まで(127号線)マイカー規制実施。バスでしか入れません。平日は7時~9時くらいまで登ってくる車が多いので、この時間に下るとすれ違いが大変困難です。カーブが多く、ミラーが設置されてない箇所もあるので運転はかなり緊張しました。八合目登山口にトイレ有り。
・早朝は木道の表面が凍って滑りやすいです。かなり冷え込むので暖かい手袋、ニット帽などあると安心です。
難易度
Google Map

感想コメント

 紅葉真っ盛りの秋田駒ケ岳へ行ってきました。前日アルパこまくさで日帰り入浴後、八合目登山口で車中泊。翌日晴れとの情報を聞きつけて同じく車中泊をしていた車は他に4台。真っ暗で外は車が揺さぶられる程の風と雨。びしょ濡れになりそうなのと、暗い中飛び出すのが怖かったのでトイレは朝まで我慢しました。
 翌日目を覚ますと嘘のように辺りは穏やかに。ドアを開けると朝日と紅葉で真っ赤に染まった男女岳が
聳えていました。慌てて支度を済ませ3番手くらいで歩き始めました。この日はこの上ないほど最高のお天気。前日は森吉山に登れなかったけど、諦めて新潟に帰らなくて良かったです。登ってすぐに赤と黄色の世界、空は水色、東北を代表する岩手山や鳥海山がくっきり見えて思わずニヤニヤしてしまいました。

 秋田駒ケ岳は最近ムーミン谷と呼ばれる景観が注目されています。まずは男(お)岳へ登って上から谷を覗き込みました。なるほどムーミンが暮らしてそうな穏やかな谷です。まだ朝日が昇ってすぐだったので山の影が麓に映る「影秋田駒」も見ることができました。今度は谷に下って底から見上げてみます。ゴツゴツした岩肌が特徴の男岳はアルプスの山に似ていましたが、駒池まで来ると優しい表情になりました。そしてまた横岳の紅葉が見事。そしてまた木道滑る。初めてスケートに挑戦した人状態になってしまいました。

 国見登山口の道と合流すると景色は一変。大焼砂と呼ばれる富士山のような黒い砂の道となります。登るにつれ、乳頭温泉で有名な乳頭山が見えてきました。ここから縦走も可能で、下山後に乳白色の温泉で汗を流すなんてのも素敵です。横岳を通過し阿弥陀池まで戻って、最後に最高峰の男女(おなめ)岳を登りました。青森の岩木山や岩手の早池峰も見えたようですが、東北の山はまだまだ初心者なのでどれがどの山か見分けがつかないのが残念でした。
 
 名残惜しいですが、また半日かけて新潟まで戻らなければならないので早めに下山。恐怖のデスロードこと127号線は皆様暖かく譲っていただいて事故無く無事に下りてこれました。次行くとしたら別の登山口から登りたいです!

フォトギャラリー

紅葉ピークです!最高峰男女岳。

登山口。久しぶりのモルゲンロート。

火山らしいです。

阿弥陀池へ向かう木道。朝は大変滑りやすい。

男岳から乳頭山方面。後方に聳える岩手山。

影秋田駒。

キラキラ鳥海山。

雲海に覆われた田沢湖。

上からムーミン。

男岳は男らしい。

下からムーミン。

駒池に映る山肌。

遠ざかるムーミン。

大焼砂。砂地で登りにくい。

横からムーミン。

阿弥陀池避難小屋。

男女岳から阿弥陀池。

揺れる阿弥陀池。

森吉山に想いを馳せて。

なだらかな八幡平。

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