おとな女子登山部レポート屋久島0to0 4日目蛇之口滝~尾之間温泉

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投稿者
つじまい(おとな女子登山部)
日程
2016年11月29日 (火)~2016年12月02日 (金)
メンバー
つじまい
天候
晴れ
コースタイム
山行9時間7分
05:21出発
淀川小屋→(47分)→淀川登山口→(482分)→尾之間温泉→(15分)→尾之間の海
14:28到着
コース状況
トイレ 淀川小屋 淀川登山口 
使用済み携帯トイレは淀川登山口にて捨てることができます。

鯛之川(たいのこ)の渡渉は、増水時は迷わず引きかえすこと。
尾之間温泉7:00~21:00 月曜日午前休
入浴料200円 
難易度
Google Map

感想コメント

屋久島四日目最終日。
この日歩く尾之間歩道がこの山行で最大の核心部です。

・この区間歩く人がほぼいないため、道が不明瞭
・鯛ノ川の渡渉が危険
・急傾斜の長い下りで疲労する
以上が事前に調べていた注意点です。

この日悪天候であれば、淀川登山口で終了する予定でしたが、四日間で一番の快晴。
行くしかない!と意気込み、朝は五時過ぎに出発しました。

淀川登山口に着いてもあたりはまだ真っ暗。
踏みあとを見失わないように、慎重に下りていきました。
二日前に出会ったガイドさんに、さんざん心配された尾之間歩道。
さすがに、険しくワイルドです。
藪こぎあり、倒木多数。日帰り装備なら、何の問題もないですが、
テント泊装備なので、いちいち疲労するんです。

淀川登山口から3時間。やっと鯛ノ川に出合いました。
水量はふつうでしたが、飛び石の選択を間違わないように注意しました。

ここからも、また長~い道のり。
疲れがたまっているのか、ちょっとしたとこで滑って転んでしまいます。
蛇ノ口滝の分岐の東屋があらわれたときは、本当にうれしかったです。
早速荷物をおいて、蛇ノ口滝へ。

実は蛇ノ口滝は、大川の滝、千尋の滝と合わせて屋久島三大名瀑。
車でアクセスできる他の2つとちがい、本格的な登山になるため訪れる人は少なく、秘境といったかんじの滝です。
落差30mの蛇ノ口滝は、なめらかな花崗岩の岩肌を水が流れ落ちる優しい滝。
エメラルドグリーンの滝壺も素晴らしい色合いです。

東屋へひきかえして、尾之間温泉へと急ぎます。
道はいつの間にか平坦で歩きやすくなり、最後には南国らしいビロウや、シダ、ヘゴが生い茂りまるでジャングル。
パッと明るくなったと思ったら、尾之間温泉に到着していました。

そこでは、二日前に出会ったガイドさんが待っていてくださっていました。
でもまだ、0to0は完成していません。
温泉の前に、15分ほど海まで歩いて、やっと海抜0mです!
達成感でいっぱいの四日間でした。

フォトギャラリー

秘境。蛇ノ口滝

淀川登山口まで下りてきて

すぐに反対側の尾之間歩道へ

明るくなってきた。

道は、木が生い茂る

大きな倒木に、階段がつくられていました!

鯛ノ川に出合う

気をつけてわたります。

木の下をくぐったり

木の上を歩いたり

しんどいけど美しい森です。

マムシ草

蛇ノ口分岐の東屋

蛇ノ口滝は、とても癒されます

苔のなかのベンチ

ガジュマルが出てきました

尾之間温泉に到着

モッチョム岳、次は登りたい!

念願の海!

帰りに手作りのキーホルダーをいただきました。

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