おとな女子登山部レポートあわわラッセル粟ヶ岳
- 投稿者
- るんちゃん(おとな女子登山部)
- 日程
- 2016年12月12日 (月)~2016年12月12日 (月)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- 第二貯水池(65分)4合目大栃平(40分)6合目粟庭の頭(25分)粟ヶ岳ヒュッテ(60分)9合目北峰(30分)粟ヶ岳ヒュッテ(10分)粟庭の頭(20分)大栃平(30分)第二貯水池
- コース状況
- ・第二貯水池駐車スペースまで車まだ入れます。
・鎖、梯子はまだ出ています。小屋も夏入口から入れます。
・小屋より先は雪が腰の高さまであります。トレースが無いとわかんでもきついラッセルとなります。
- 難易度
感想コメント
亀田から見える粟ヶ岳は日を追うごとに白さを増してきました。このところ天気は荒れていましたが、わずかな晴れ間を狙ってへ加茂側から行ってみることにしました。
真冬は林道を歩かなくてはなりませんがこの日はまだ第二貯水池まで入れたので一安心。しかし残念なことに車は一台も無し。まあ行けるところまで行ってみようと気にせず出発しました。
尾根に取り付くと既に雪が道を覆っていました。4合目で既に膝下くらい。だんだん足取りがしんどくなり時間もどんどん過ぎていきます。小屋を捉えたところでワカンを装着、黙々と孤独なラッセルをしていると、後ろから救世主が!長靴に木製ワカン、この出で立ちは間違いなく足腰の強いスーパー地元民!聞けば粟ヶ岳は今冬4回目だとか。流石です。夏道のようにさくさく進んで行ったおじさんのトレースを有難く使わせてもらいました。しかし小屋から上は胸までの圧雪、おじさんも苦しい登りを強いられていました。交代して私が先頭に立ちますが、数歩進んでギブ。するとおじさん、ザックからスーパーアイテムを取り出し組み立て始めました。なんとコメリで買ったという除雪用のスコップを片手に持ち、雪を上手く切り出し固めて颯爽と進んでゆくではありませんか。逞し過ぎます!
北峰まで来たところで時間切れ、山頂はガスに覆われ全く見えなかったので本日はここまで。私は少し休憩しましたが、おじさんはあっという間に下って行ったのでした。
年明け以降はもっと雪が深くなるはず。今度はスノーシューに変えてまた挑戦してみたいです。