おとな女子登山部レポート八経ヶ岳 大峰ブルーのホワイトクリスマス

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投稿者
つじまい(おとな女子登山部)
日程
2016年12月25日 (日)~2016年12月25日 (日)
メンバー
つじまい
天候
晴れ
コースタイム
5:50出発
熊渡→(37分)→金引橋→(97分)→カナビキ尾根分岐→(50分)→高崎横手→(93分)→八経ヶ岳→(30分)→弥山小屋→(35分)→狼平避難小屋→(19分)→高崎横手→(38分)→カナビキ尾根分岐→(45分)→金引橋→(23分)→熊渡
14:18到着
コース状況
弥山・八経ヶ岳へは、冬期のアプローチが長くなり、日帰りではギリギリになるので注意。
309号線が冬期通行止めになるため、行者還トンネルからの登山は不可。
一般コースでは天川川合か熊渡からのどちらかになる。

熊渡に少々の駐車スペースがある。ゲートの先で登山届を出す。
林道を2km程歩くと登山道に入る。
地図上破線になっているが、道はしっかりしていてテープも多くある。
金引分岐の尾根に合流すると雪が増え、場合によってはワカン・スノーシュー、
頂仙岳トラバースでアイゼンが必要になるが、
雪が少なくこの日はどちらも使わなかった。

弥山のトイレは冬閉まっているのでコース上トイレなし。
携帯トイレ持参しましょう。
狼平に水場あり。

天の川温泉、2017年3月31日まで改修休業中なので注意。
洞川温泉センターやってます。水曜日定休日
難易度
Google Map

感想コメント

冬の大峰に行ってきました。
八経ヶ岳(標高1915m)は、奈良県天川村に位置し、近畿の最高地点で日本百名山です。
この時期の大峰が大好きで、雪も積もっていると聞き日帰りで登ることにしました。
日帰りといえども、冬は厳しい山域。
登山者も少ないため装備は万全に気合いを入れていきます。

登山道に入り、九折の坂を上がりきったくらいで雪がつきはじめました。
金引分岐の尾根に出たところでは、10~20cmほどの積雪。
日曜日なので、前日のトレースが残っていました。
ここからは、霧氷天国です。
美しすぎて一人で笑いながら、走り出してしまいます。クリスマスに一人で…\(^o^)/

八経ヶ岳に10時半到着。よいペースです。
空の青に霧氷の白が輝き、バックには大峰の山々。
長い道のりを歩いてこそ、のこの景色です。
関西に大峰があってよかったと心から思います。
山頂でお会いした方と写真を撮りあいしました。

八経ヶ岳から弥山へはアイゼンの出番なく、まだ夏道も歩けました。
弥山につくと、今日のミッション。弥山避難小屋は開いてるか?
今年はカギが閉まっているという噂で心配されるお客様がおられたので、実際にみてきました。
ドアノブを回すとまったく動かない。でもカギがかがっている感じじゃなくて、凍りついてるのかな?というかんじ。
ソトのポケトーチで遠火にあたためてみたら、開きました。
避難小屋で泊まられる方は、一人3000円を箱にお納めください。

無事、避難小屋を確認できたので、弥山神社にお参りし、下山。
雪がサラサラのおかげで滑りながら下りたので、時間短縮と足も疲れなくて、最高でした。

今回はコンディションがよく、かなり楽に登頂できましたが、あんまりこんなことないです。
ホワイトアウトして道迷い、ラッセルで疲労、トラバースで滑落など、毎年遭難がおこっていますので、装備は万全に!!

フォトギャラリー

八経~弥山のコル

真っ暗出発。弥山避難小屋は開いているのでしょうか。

尾根に出た。

明るくなってきました。

金剛山がくっきりと

さらさらの新雪、最高

右のピークが今日は行かない明星ヶ岳

八経ヶ岳へ!

弥山辻、ここから奥駆道(おくがけみち)

頂仙岳見えました。きれいな三角すい。

八経ヶ岳山頂。1915mは近畿最高峰。

左に弥山小屋、右の稜線はかっこよすぎる大普賢岳。

南には釈迦ヶ岳につづく稜線

弥山避難小屋、ちゃんと開いてます。

弥山山頂、まだまだチビモンスター

弥山からのぞむ八経ヶ岳

狼平は天国のようです

下山時に稲村ヶ岳が見えた

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