おとな女子登山部レポート快晴の両神山♪2人占め

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投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
日程
2018年12月17日 (月)~2018年12月17日 (月)
メンバー
銀座店 西山
天候
晴れ
コースタイム
両神山荘(30分)会所(200分)両神神社(30分)山頂(30分)東岳(25分)山頂(15分)両神神社(25分)清滝小屋(60分)会所(20分)両神山荘
コース状況
・八丁峠他、各登山口は冬季通行止めや土砂崩れにより通れなくなっていたので、両神山荘のある日向大谷口から入山しました。
・両神山荘に最も近い駐車場は一日500円でトイレもあります。支払いは両神山荘にて、バッジも購入できます。
・清滝小屋の冬季トイレはドアが開きませんでした。小屋から下った所にある弘法の井戸は水が出ています。
・日陰はアイスバーンになっているので、ストック、軽アイゼン必須です。
・七滝沢コースは落葉が膝下まで積もっていたり、際どいへつりや急登があるので登りで使った方が安全です。
難易度
Google Map

感想コメント

 銀座店の岩稜好き同士で、雪の付いた両神山へ行ってきました。鎖場は当然注意が必要ですが、この時期の両神山はつるつるに凍った登山道や落ち葉の踏み抜きの方が危険な気がします。肝心の岩場で集中力を使い果たさないよう、最後まで気を引き締めて登ってきました。

 私にとって冬山の最難関は布団から這い出る瞬間。山なんか行かずにこのままぬくぬく寝ていたい~と毎回思ってしまいます。何とか起きましたがやはり寒さに耐えられず、ついつい完全防備、ウールのベースにフリース、さらにソフトシェルを重ね、ホッカイロもポッケに1つずつ。なんならダウンも・・・。店では、汗冷えするので着すぎは良くないですよーとお客さんに案内してるのにこの様です。案の定すぐに暑くなって脱ぎ出し、ホッカイロもザックの奥底に仕舞いました。

 今回登りに使った七滝沢コースは、落ち葉のラッセルに、脛とつま先がくっついてしまいそうな急登、気の抜けないへつりと難所が続きます。凍結箇所もあったので、お目当ての八丁尾根にたどり着く前にかなり消耗しました。寝不足だったりお腹が空いたりでペースがあまり上がらず、このまま行くと日が暮れそうだったので、この日は真ん中の東岳まで。八丁尾根制覇はできませんでしたが、素晴らしい青空を二人占め、可愛らしいカモシカに何度も遭遇できたので、なかなか楽しい山旅となりました。

 下山は清滝小屋経由。同じような景色が続いて沢も何度か渡渉したので、デジャブかと思うくらい長く感じました。頭は寝ててもスリップしないよう下半身だけは力を入れて。秩父の盟主、武甲山が茜色に染まる頃ようやく登山口に着きました。
 
 疲労はそれほどありませんでしたが、家に着いてからお気に入りの手袋や帽子を無くしてしまったことが発覚、やっぱ集中力切れていたのでしょうか。新年を迎える前の失せ物には気をつけたいですね。

フォトギャラリー

両神山荘の看板犬くん。そんな顔で見つめられたら山行くの止めちゃうよ。

人懐っこい。

落ち葉でもふもふ、時々ラッセル。

毎度写真だと急なのが伝わらなくて困る。

滝が凍ってました。

両神神社の狛犬は狼だそうです。牙鋭い。

山頂直下の鎖場。

八ヶ岳がくっきり。

ちょっと寄り道。正面に浅間山。

東岳にて。おニューのザックが青空に映えます。

東側に屹立する大キギ。

八丁尾根の向こうはさらにシビア。

日が暮れる前に戻らねば。

長~い鎖。集中!

雪付いててやらしい。

富士山は頭だけ見えました。

清滝小屋の門番?ちょっと怖い。

弘法の井戸はひゃっこい!

武甲山の夕暮れ。特徴のある三角はどこからでも目立ちます。

カモシカと目が合いました。里まで降りてくるんですね。

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