おとな女子登山部レポート八ケ岳 阿弥陀岳北陵
- 投稿者
- つじまい(おとな女子登山部)
- 日程
- 2019年01月29日 (火)~2019年01月29日 (火)
- メンバー
- GR岸和田 石田
つじまい
- 天候
- くもり強風
- コースタイム
- 赤岳鉱泉5時半出発 13時半着
- コース状況
- 前日の降雪で、トレースは無し
深いところで膝ほどの雪
尾根上はラッセルで苦労したが樹林帯を抜けると締りのいい雪質
雪稜はシングルアックス使用
感想コメント
阿弥陀岳北陵は、冬期バリエーション入門として人気。
今回は、わたくし冬の初リードに挑戦です(^v^)
一日目はジョウゴ沢でアイスクライミングを楽しみ、赤岳鉱泉泊まりです。
一晩中小雪が舞い、風も強くて、不安な夜。
4時半起きで、朝ごはんを無理やりつめこみます
やはりトレースは全くなく、少し道を外すと腰まで埋まってしまいました。
中岳沢からすぐに右の尾根に入り、ひたすら樹林帯の登り。
急な草付をシングルアックスで登りきると、雪稜に出て強風。
時折ガスが吹き飛ばされて、青空が見えます。
樹氷がきれい。
なんとか1ピッチ目の岩の取り付きまでたどり着く。(合っててよかった・・)
1ピッチは自分がリードすると事前に宣言していたので、1ピン目を探します。
ピカピカのペツルが打ってました(!
初めの垂直のクラックを登るところが核心でしたが、楽しく、あっという間に終了点。
次は交代して、バリエーションどころか冬山経験もほとんどない石田氏の番。
雪に埋まったハーケンは見つけられなかったものの、しっかり岩でプロテクションをとってくれました。
ナイフリッジを越えた先の木でビレイ支点をとる。
ここは雪が少ない方が切れ落ちているため、かなりの高度感でした。
あとは、雪の斜面を登っていくだけです。
私たちの足跡しかない!気持ちいい!
山頂では強風でした。
私個人的には下りの一般道の方がいやな感じでした。
こちらもトレースはありませんでしたので、ルートファインディングにやや苦労しました。
雪の状態を見ながら中岳沢を下りましたが、雪崩がよく起こるため注意が必要です。
赤岳鉱泉に着くと、知り合いだらけでついつい長居。
ちゃっかりアイスキャンデーまで楽しんでしまいました。