おとな女子登山部レポートおとな女子登山部 屋久島ツアー 縄文杉
- 投稿者
- つじまい(おとな女子登山部)
- 日程
- 2019年10月26日 (土)~2019年10月26日 (土)
- メンバー
- お客様13名
屋久島現地ガイド 東ガイド&真辺ガイド
つじまい
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- ゆっくり休憩しながら往復11時間
- コース状況
- 日帰り登山の場合、山岳部環境保全協力金1000円の納入が必要です。
この日の縄文杉の登山数は152人でした。
お昼前頃には、下りの方々とのすれ違いもありましたが、概ね快適に歩く事ができました。
- 難易度
感想コメント
おとな女子登山部の屋久島ツアーに同行しました。
好日山荘95周年を記念したおとな女子登山部初の離島ツアーです。
私は今回で8度目の屋久島となるのですが、何度行っても新しい屋久島に出会います。
ツアーでは屋久島の良いところをギュッと詰め込んだ三日間となりました。
一日目は、昼過ぎに屋久島空港に到着し、まずは屋久島の名産品のショッピングや、千尋の滝を眺めにいきました。
宿は「原」(はろう、と呼びます)地区の「風の散歩道」さんと「海寿苑」さんにお世話になりました。
風の散歩道さんは、わたしが以前泊まって大好きになった宿です。
おじさんの手作り料理が素晴らしく、夜は星空観賞会に連れていってくれました。
また、海寿苑さんでは、その日釣った鯖をお刺身でいただきました。
原地区は、登山の拠点となる安房と比べると離れていて不便に思われるかもしれませんが、
個人的には、静かで屋久島らしさを感じられる本当にいいところです。
近くには、JRホテル屋久島や尾之間温泉など、泉質のいい温泉があるのも魅力のひとつです。
みなさん初めての屋久島の夜を楽しめたでしょうか☺
二日目は、メインの縄文杉トレッキングです。
5時に宿を出発し、タクシーで登山口まで行きました。
登山口で現地ガイドさんお二人と待ち合わせ。東ガイドと真辺ガイドです。
今回は大人数になるため、3つのチームに分けて歩きました。
歩きはじめてから8kmは平坦なトロッコ道が続きます。
橋を何度か渡りますが、高いところがこわい人はドキドキしちゃうかも。
お話をしながら3時間程でトロッコ道は終わり、このあとは本格的な山道に入っていきます。
その前に、最後のトイレを済ませ、アミノバイタル等の行動食をしっかり食べておきましょう。
トレッキングポールもここで出すのがいいですね。
登り始めて20分程。翁杉という台風で倒れた当時の痛々しさが残る杉を見る事ができます。
そこからまたグッと登ると、ウィルソン株です。
人が中に入ることができるとても大きな切株です。
大阪城をつくるために秀吉が切らせた、ともいわれています。
中に入ると、祠があり、水が流れています。神聖な雰囲気。
ここは、撮影スポットなので、順番に譲り合って写真を撮りましょう!
ウィルソン株から先、登りの階段が続きます。
ガイドさんによると、ここは地獄の◯丁目・・・といわれるそうな。
がんばって登ると、見どころの屋久杉が次々に現れ、飽きさせません。
そして、登りはじめてから6時間・・・
縄文杉に到着しました!!
テラスから、その姿を拝むことができます。
縄文杉は樹齢2000年~7200年ともいわれる謎の多い杉ですが、現存する屋久杉のなかでは最大。
どっしりとして神様のようです。
今は三つのテラスがあり、違う角度から観察することができます。
下山は、疲労が出やすいですので集中を切らさず歩きましょう。
トロッコ道までたどり着いたら、まずは安心。
アミノバイタルのおかげか、それほどみなさんの疲れは見られませんでした。
私が山に登るようになったきっかけも縄文杉でした。
今回ご一緒したみなさんも、これがきっかけでもっと登山を好きになっていただけたら幸いです。
明日は、白谷雲水峡へGO☺☺☺