残雪の富士山
- 投稿者
-
高野 優
池袋西口店
- 日程
- 2011年05月31日 (火)～
- メンバー
- 高野
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 御殿場口新5合目（9:00）～7合5勺（11:40）～剣ヶ峰（13:30）～御殿場口新5合目（15:30）
- コース状況
- 御殿場口に関しての状況ですが、
7合5勺まで雪はありませんでした。
そこから先は所々雪があり、9合目あたりからは登山道が完全に雪で隠れてしまい、
10本爪以上のアイゼンが必要です。
なお、登山口は富士宮口のみが、震災の影響で通行できない状態ですが、6月2日より開通するようです。
お出かけになる方は、念のため事前に調べて行かれたほうがが良いでしょう。
感想コメント
最近、なかなか泊まりで山に行けず、
3月以降はハイカットの登山靴を履いて山に登った記憶がない…。
天気予報をみると休みの日に晴れマーク。
クライミングもいいけれど、やはり山に登りたい。
近くの奥多摩の山の新緑も素晴らしい季節だけれど、
「登ってる」という感覚を強く感じたくなり、富士山に行くことにした。
五合目から雲の中を黙々と登る。徐々に青空が見え隠れしだし、7合目を過ぎると雲の上に飛び出す。
一面の雲海が広がり、気持ちがいい。
標高が上がるにつれて、登るスピード遅くなり、薄い空気と強い紫外線に体力を消耗する。
岩と雪、青い空と雲海。文句なしのコンディションだった。
遠くからでもその姿が見えるからだろうか？ふとした時、思い出したように登りたくなる。
なんだかんだ言って富士山が好きだ。
フォトギャラリー
五合目から雲の中へ突入。
しばらくは暗い雲の中。
視界が開けると、頂上が。
雲の中を脱出し、雲の上へ。爽快！
向きが逆さまの虹。始めて見ました。
雪面をひたすら登る。日焼け止め、サングラスを忘れずに!!
9合目付近。岩に張り付いた氷。
こんな感じでびっしりとありました。天候次第ではまだまだ冬山です。
お鉢に到着。
銀明水。雪面がやたら輝いていると思ったらなんと完全に凍っていました。
ボコボコに氷化した表面。水の上を歩いているようで面白かったです。分かりますか？
頂上。
頂上直下は急です。確実に。
下りはグリセードと駆け下りで一気に。
良い天候に恵まれ、幸せでした。
7合目あたりで唯一の登山者に会いました。写真を撮っていただく。素晴らしいです。
宝永山。
大砂走り。なにもない。だがそれがいい。
再び雲の中へ。
視界の悪い中、目印をたよりに下山。また来ます。
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。
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