元浦川ソエマツ岳南西面直登沢~ヌビナイ川右股川南東面直登沢 下降【南日高】
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年09月29日 (月)~2014年10月01日 (水)
- メンバー
- 天候
- 29 晴 30 曇りのち雨 1 晴
- コースタイム
- 29日 林道ゲート120分-林道終点60分-513m二股-180分700m二股-180分900mC1
30日 c1、60分-970m二股90分-1300m付近90分-ソエマツ岳頂上-ヌビナイ川790m二股 C2
- コース状況
- ソエマツ岳南西面直登沢:非常に困難な沢であらゆる状況判断が必要。滝1つ1つも険悪で手強い。
ヌビナイ川右股川南東面直登沢:790mの上二股までの下降は難しい箇所はあまりないが下降口を間違えないようにしたい。
- 難易度
感想コメント
魅力的な山容ながらアプローチが長く、困難な沢の遡行によってしか登頂できないソエマツ岳。
ソエマツ岳南西面直登沢は日高でも困難な沢の1つとして悪名をはせているようです。
スタートから長い林道歩きを約2時間強いられ、しばらく行くと入渓地点。
570m二股までは問題はない、やがて2つの函、小さな滝が現れるようになり核心が始まっていく。
18m3段の滝からはじまり、険悪な函に滝、威圧的な岩壁と気が抜けない箇所ばかりでした。
巻も高く上げられきわどいへつりなどなど盛りだくさんです。時期が早いと雪渓の処理などで苦労しそうです。
初日は予定通り900m付近の幕営できそうな箇所まで1日を終えることができました。
焚火を囲み2日目へと熟睡できました。
2日目もいきなり悪い高巻よりはじまり小さな滝見事な障壁の滝などなど核心を超えてゆきました。
源頭に近づき水も冷たくなっていきました。1200mあたりからは核心を終えた雰囲気となり
快適に登って行けました。
どんどん高度を上げ詰めは低いブッシュを漕いで稜線へ、ソエマツ岳の頂上は風が冷たかったです。
下降に使った沢は上部に少し急な滝が続いてはいましたが790m上二股まで一気に高度を下げ
2日目のテン場へ到着しこの日は、翌日の下降の核心の向けて寒い夜を過ごしました。
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