伯耆大山 ~暴風の為、撤退~
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2015年02月19日 (木)~2015年02月19日 (木)
- メンバー
- 天候
- 雪・暴風
- コースタイム
- 夏山登山口==(110分)==5合目==(25分)==6合目避難小屋付近==(60分)==山頂手前、木道地点
- コース状況
- 雪がしっかりと降り積もっていますので冬山装備は必須です。
夏山登山道は雪の大山でも比較的登りやすく人気のルートなので、先行者が居ればトレースはしっかりあり、分かりやすいと思います。
しかし、6合目から上は吹きっさらしの登山道につき、トレース消えている場合が殆どですので、設置された竹竿等の目印を見失わないように。
併せて、6合目以降は雪が吹き飛び、圧雪された固い雪の道なので、アイゼン・ピッケルが必須。
- 難易度
-
感想コメント
毎年2月の恒例行事…今年も伯耆大山に行って参りました。
今回は、他店のスタッフとも連絡を取り、誘い合ってのワイワイ山行です。
前日夜に大山の麓に到着し、早朝からまったり準備をして、気合を入れたらさあ出発!!
登り始めは雪が前日まで降っていた為、トレースが薄くなっていましたが、森の中だったのでどうにか確認可能。
周りの雪深さにキョロキョロワクワクしながら歩を進め、雪山の中に来ている事を実感していました。
途中、かなりの急勾配もありましたが、割とへっちゃらという感じで全員登って行きます。
異変を感じ始めたのは5合目より上。
例年より雪に深く埋もれた5合目の看板を目にしたとき『今年は雪が多いのかな~』くらい思いながら先へ進んでいたのですが、なかなか6合目避難小屋が見えて来ない。
どうやら、雪の中に埋まってしまっていたようです。
併せてこの辺りから風を遮ってくれる木々はなく、吹きっさらしの過酷な登山となってきました。
それでもどうにか進んでみたのですが、弥山への稜線に出た辺りから周囲はホワイトアウト、風の勢いは増すばかりで危険と判断し、登頂を断念して下山しました。
今回の登山は、そうそう経験できない悪天候の登山となり、引き返す決断をしっかり出来るか否かという事が学べる登山となりました。
次回は…快晴の大山に登りたいな~。。。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。