氷ノ山 東尾根 スノーシュー

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投稿者
大久保 伸哉
紀三井寺店 店舗詳細をみる
日程
2015年02月18日 (水)~2015年02月18日 (水)
メンバー
川西店 大久保、なんば店 深田・亀井
天候
コースタイム
氷ノ山国際スキー場ゲレンデ(10分)東尾根登山口(120分)東尾根折り返し地点(30分)東尾根避難小屋(50分)スキー場ゲレンデ
コース状況
天候は冬型が徐々に強まっていく中、駐車場付近で徐々に雪模様に。ゲレンデ付近の林道は少し重かったですが新雪状態。東尾根に向かって標高が上がるにつれて風が強まり、尾根上は常時強風で、雪も混じって顔が痛いぐらい。上部の雪のコンディションは結構よく、最近の踏み跡も見られず気持ちの良い新雪。
所々大きく雪庇が発達がみられ、風を受けるところはクラストしていました。
難易度
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感想コメント

天候が悪いのはある程度覚悟で早朝出発。途中雨に降られながらも氷ノ山に向かうと、予想通りの雪模様。
予定よりかなり遅れての歩き出しになったのでメンバーの経験も考えて山頂はあきらめて、とりあえず東尾根のハイクアップを楽しむことに。
登山口から尾根を目指しますが、途中から支尾根に入り尾根上に出るのに約2時間を費やしました。傾斜の急ないやらしい斜面のラッセルが連続しましたが、その分なかなか楽しく充実した雪山ハイクとなりました。メンバーの皆様、お疲れ様でした。

フォトギャラリー

国際スキー場わきのキャンプ場から望んだ氷ノ山の尾根の連なり。

駐車場からリフトを2本乗り継いでゲレンデわきに。ここでスノーシューを装着します。

林道を軽く歩いて東尾根登山口に到着。大きな石のモニュメントがほとんど雪に埋もれています。

登り始めてすぐに急傾斜地が。もがくメンバー(笑)

いったん緩やかな雪原を進むと杉林の急斜面に行き当たります。取り付きには標識が掲げられています。本来はこの杉林を横切るように進んで左方の斜面を登っていきます。

私たちは手前の杉林の急斜面を直登していき、支尾根を詰めていきます。いったん杉林を抜けたところでようやく展望が開けました。

左方に東尾根避難小屋が見えました。

さらに急斜面を登っていくと、徐々に尾根は細くなり、このあと本日の核心部に。左方に雪庇のある細い急傾斜地で、短い区間ですが這うような全身ラッセルを強いられました。

いやらしい細尾根を抜けて稜線直下の広い斜面に出ました。膝ぐらいまでのラッセルです。がんばれ!

最後の急斜面を強引に抜けてようやく稜線上に出ました。

他のメンバーは、広い斜面を左方にトラバースしながら、比較的緩やかな斜面から稜線に抜けます。あと少し。

先ほどの画像のところに全員で戻って記念撮影。危険のないのを確認して、お約束のポーズ。

尾根の稜線上は終始強風でした。雪交じりで顔が痛いです。このあと私はバラクラバ着用。

雪と風の造形。写真の腕がないのでうまく撮れませんが、すごくきれいです。

東尾根避難小屋を目指して下っていきます。

はしゃぐ人と、ちょっと疲れ気味の人。

避難小屋が見えました。ここでようやく大休憩。温かい食べ物で体を温めます。小屋の中は清潔できれい。利用後はごみの持ち帰りはもちろん、雪もしっかり掃き出しときます。

小屋裏の、登山口への下降点の標識。

テープを目安に杉林の中をどんどん下降していきます。結構な傾斜ですが、広いので特に問題なく進めます。。

もう少しで下り切ります。この後も慎重に。お疲れ様でした。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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