残雪の穂高 滝谷ドーム中央稜

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投稿者
高野 優
池袋西口店 店舗詳細をみる
日程
2015年06月22日 (月)~2015年06月23日 (火)
メンバー
髙野 他7名
天候
晴れのち☂
コースタイム
22日 上高地~(1:00)~岳沢~(1:30)~紀美子平~(1:00)~奥穂高岳~(1:00)~涸沢
23日 涸沢~(2:30)~滝谷ドーム中央稜取付き~(2:30)~終了点~(1:00)~涸沢岳~(4:00)~上高地
コース状況
稜線は例年よりやや雪が少なく、ほとんど岩が露出していた。
北穂の南稜、主稜線上の登山道で残雪があるところはカッティングされてて歩きやすかった。
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感想コメント

3年ぶりに母校山岳部の6月合宿に参加。
最近はフリークライミングばかりで、現役の学生についていけるか少々不安でしたが、山に入ると意外と歩けて残雪の穂高を満喫する事ができました。
梅雨のシーズンながらも何とか天候ももち、計画通りにこなす事ができ、大学2年の時に苦労させられた滝谷のドーム中央稜も快適にリードさせてもらいました。

こういったいわゆる、クラシックルートは登山靴で開拓されたルートですので、登山靴でクライミングすることをお勧めします。
もちろんクライミングシューズの方が快適にクライミングをする事ができますが、登山靴でクライミングすることにより、登山靴独特の足さばきであったり、重心の掛け方を習得する事ができますので、今後、登山活動の幅を広げようと考えていらっしゃる方はやっておいて損することはないと思います。

フォトギャラリー

滝谷 ドーム中央稜2ピッチ目

岳沢から吊り尾根経由で涸沢を目指します。

吊り尾根。稜線にほとんど雪はありませんでした。

涸沢には例年通りの雪。

学生と合流して夕飯。

タコライスと白菜のスープ。お世辞でなく上手い!

翌日、北穂南稜から滝谷を目指します。

6月ながら良い天候に恵まれました。

ドーム中央稜へ。25mの懸垂下降。

ドーム中央稜取付き。

1ピッチ目。上部はチムニー。ザックを背負っているとつらい。

2ピッチ目はフェースからカンテ。

3ピッチ目。簡単なトラバース。

右手には威圧的にそびえるドームの壁。

クラックが発達していて快適に登れます。

バンドの浮石に注意。

最終ピッチ。ルートファインディングに注意。凹角を最後は右に抜けていきます。

時間があったので涸沢岳まで足を運びました。

駆け下りで涸沢へ。

本谷橋。お疲れ様でした。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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