鈴鹿・ツメカリ谷遡行【滋賀県東近江市】~大人が少年になれる時間~

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年07月10日 (金)~2015年07月10日 (金)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
林道歩き【60分】-ツメカリ谷遡行【180分】-白滝谷下降【80分】-神崎川下降【120分】-林道歩き【30分】
コース状況
■神崎川林道ゲートは開いていましたが、閉められてしまう可能性があるので、ゲートの前に駐車して林道を登って行く方がよい。5台ほど止められる。

■林道からの神崎川へのアプローチにはヒルがいる。数は多くないが、こっちもいつの間にかアプローチしてくる。

■前1週間雨が多かった影響もあるかもしれませんが水量は豊富でした。しかし水は澄み、水温は低かった。
難易度
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感想コメント

以前から興味があったけど、経験者がいなかったためあまり腰を入れてこなかった沢登り。眠っていた沢靴を、2年ぶりに引っ張り出しました。今回ゆっくりとはいえ、8時間近くの長丁場遡行でした。

場所は鈴鹿山脈の滋賀県側にある神崎川のツメカリ谷を遡行し、白谷滝を下降するルートを歩きました。

沢登りに関してはまだまだ勉強中なので詳しいノウハウは書けませんが、今回は沢登りを楽しむことと、道具のインプレッションが目的でした。初心者なりに、こういう状況ならこのギアを使ったらいいなってのが実感できました。

泳ぎが主体の遡行とあって、ファイントラックのフラッドラッシュのジップネック・タイツの組み合わせで正解でした。この日は晴天で気温は高かったとはいえ水温は低く、全身水につかるとさすがに寒く、身体が芯から冷えます。
ベースはパワーメッシュだったので、アクティブスキンにするとより快適になると思います。

初心者なのでちょっとした登りでも怖がっているのでしょう、体をいろんなところに打ち付けます。とくに膝。まだまだフェルトソールやクライミング技術に自信がない人は、膝のガードは必須です。
慌てず落ち着いて岩の状態を探り、ソールのフリクションの感覚をつかんでくれば滝を超えるのも楽しくなってきます。

とにかくいい大人がテンションアゲ♂アゲ♂で沢遊びをするのは、羞恥心を忘れ、奇声が谷間をこだまします(笑)。山登りとは違った楽しさですね!

フォトギャラリー

What's up people!?

愛知川(えちがわ)と神崎川の合流点にゲートがある。ここから1時間ほど林道歩き。

制服脱ぎ捨て華麗にへんしーん

林道の終点?ここから神崎川に降ります。

アプローチ。3人中3人が靴の中にヒルが・・・

沢用のウェアに着替えて出発。少し下ってツメカリ谷へ。

ツメカリ谷へ。

とにかくなにもかもが新鮮すぎて楽しい!

ちょっとした滝でも初心者には緊張を強いられる(汗)

最初にして最大の難所だった滝。滝壺まで取りつくのに一苦労。

難所通過後はゆるやかに登って行く。

ハグロorアオハダトンボが目立つ。

この滝でカメラ捜索タイム。奇跡的に見つかる。

最後の滝は裏側に回れる。

水の中を覗くとカワムツかな?

帰りは白滝谷を下って神崎川に戻ります。

神崎川に合流。

歩けるのにわざわざ水面に浮かぶ大人たち。

水は冷たいけどはしゃぐ大人。

神崎川を下って取水ダムまで下る。適切なルートを読むのも一苦労。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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