「初心者も安心の清流・小菅川本谷」
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2015年08月11日 (火)~2015年08月11日 (火)
- メンバー
- 天候
- コースタイム
- 林道終点駐車スペース(10分)入渓点(200分)作業道分岐(25分)大菩薩峠(80分)日向沢登山口(5分)駐車スペース
- コース状況
- ■基本的に危険個所はなく、10mを超す滝も一か所のみ。巻道は分かりやすいです。ただ、数か所巻道にある残置ロープは古い物もあるので、体重をかける時は注意しましょう。
■基本は本流をつめて行けばいいので、迷うことはないと思います。途中、大滝の手前枝沢右に入らないように。又、最後の二股はケルンがあるので見逃さないように。
■今回、作業道につめ上げる最後は、ガレていました。落石に注意しましょう。
- 難易度
感想コメント
静かな清流をのんびり歩く。
入渓も下山も楽チンが良い。
しかも、簡単に稜線に上がれ、景色も楽しみたい。
こんな都合の良い沢が、近くにあるだろうか?
ところがあったのです!!
沢をつめ上げれば、作業道にひょっこり。そこから大菩薩峠までほんの25分。
小菅川本谷に行ってきました。
当日、小菅の集落から雄滝のある林道の終点まで行き、駐車スペース(4~5台可)に止めて準備。
駐車スペースの裏手から、意外と急な踏み後(釣り師の方も多い)を堰堤に向かいます。
2つある堰堤の上流側の方は左側から上がり、残置ロープを利用して河原へおります。ここから、沢ごしらえになり入渓。
いつもの儀式をすませ、開けたゴーロを進みます。
水は適度に温み、大きな滝は無いものの、きれいな水の流れを進んで行きます。
胸くらいまでの、釜がいくつもあり、小さな岩の上から飛び込みや滑りながら、それぞれ楽しみます。
倒木はありますが、行く先を阻むことは無く、ボサもほとんどありません。
唯一の大滝も、何となく登れそうですが、左岸側にしっかり残置ロープがあるので利用します。
本流は殆ど迷うことなく進めます。一か所注意が必要ですが、地図で確認しながら進めば問題ありません。
二股は、左岸側に大きな岩があり、ケルンもあります。
そのまま二股を右に進み、水流がなくなり始めると、ガレてきます。
そして、ガレ場の先に石垣が見えれば、作業道です。
そのままガレ場をつめ上げる予定でしたが、最後があまりに脆かった為、崩したら後続を巻き込みそうだったので、途中から脇の笹藪へ入り、あっという間に作業道へ。ここで沢装備を解除して、アプローチシューズに。
作業道を5分で、日向沢登山道から続く、小菅大菩薩道にでます。
入渓時は晴れていましたが、黒雲が下がってきていたので、とりあえず大菩薩峠まで。
大菩薩峠で少し休み、歩きやすい登山道を下ります。
一時間少々で、日向沢登山口、そこから林道の終点へは5分。
初心者と一緒でも、楽しく歩ける沢です。
小菅の湯で汗をながして、今回の沢も無事に終了。
恵まれた天候と仲間との楽しい旅となりました。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。