鈴鹿・元越谷遡行【滋賀県甲賀市】~魔力を秘める沢へ行っChai maxx~

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年08月27日 (木)~2015年08月27日 (木)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
車止めゲート(20分)入渓点(50分)15m滝(120分)仏谷出合(60分)稜線(20分)水沢峠(90分)車止めゲート
コース状況
①鈴鹿スカイラインは全線通れます。大河原橋からゲートに向かうまでの道は悪路なので慎重に走りましょう。

②15m滝手前にへつる場所が一カ所ありますが、7~8月は水温は高めなので泳いでも問題ないでしょう。

③15m大滝は登りすぎると川から離れてしまいます。滝上あたりにロープがあるので注意しましょう。

④水沢峠からゲートに下るのは悪路です。テープがありますので確認して進みましょう。
林道合流のあたりで登り返すので注意。

⑤ヒルいます。とくにゲートの辺り。気持ち悪いです。
難易度
Google Map
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感想コメント

「遡るモノを酔いしらせる魔力を秘める沢」
っと、「関西起点の沢登り100」に紹介されています。
そんな肉食系な元越沢(もとこしだに)に魅了されてきました(笑)。

今回のハイライトは何と言っても15mの滝。迫力満点ですが、直登もできますし、不安であれば右側から巻くこともできます(写真1)

元越谷へは鈴鹿スカイラインの滋賀県側にある大河原橋まで向かい、そこから500mほど進んだところにゲートから歩き始めます(写真2)。そこから20分ほど登って入渓点に到着します。
ここで油断してパッキングしているとヒル太郎が這い上がってきます!!

林道から入渓点までは距離はそれほどないので楽に入渓できます(写真3)。
しばらく歩くと堰堤が現れます。右側を巻きます(写真4)。

へつるとこもあるようですが、今回は水温も比較的温かい時期なので、水に浸かっても気持ちよかったです(写真5、6)。その後すぐにハイライトの15m滝があります(写真7)見た目よりも簡単に通過できます。しかし登り過ぎると滝上からのルートを見失います。

前々日は三重県にも大雨洪水警報ほどの天気で、渓の状態が心配されました。水量は多かったですが、初心者でも楽しめる内容でしたよ(写真8、9)。15m滝を越えてから比較的に容易に登れる滝の連続で楽しませてくれます(写真10、11、12)。

仏谷の出合のところで5mほどの滝があります。ちょっとしたシャワークライムが楽しめます(写真13、14)。
国土地理院の地図やGPSには遡行終了の稜線はるか手前で川が消えていますが、実際はほぼ稜線のところに源流があるので、つめが楽です(写真15)。今日は晴れていたので、遡行終了点から水沢峠(すいざわとうげ)に向かうまで、目の前に雲母峰がドンと構え、菰野町方面と伊勢湾もよく見えました(写真16、17)。

水沢峠から荒れた林道を約2時間下ります(写真18、19)。Googleマップにも表記されている林道と合流する辺りは、蛇行しながら登り返すので、そこだけ注意が必要です。

写真と連動した文章にしてみました。タイトルはおふざけモードですが、わかりやすく内容になっていれば嬉しいです。

フォトギャラリー

ハイライトの15m滝。写真いる藤谷さんと比べるとその大きさは一目瞭然。

車止めのゲート。ここで油断するとヒル野郎にやられます。

林道からはそんなに苦労せずに入渓できます。

最初の堰堤は右側へ巻く。

水温はそれほど低くないので泳げます。

必死で釜を渡る伊代田さんと、背泳ぎで渡ろうとするちゅうーのすけさん(笑)

超エリート滝の圧倒的パワー。

前日まで大雨でしたが、水はきれいです。

壁にぶち当たります。高ければ高い方壁の方が登った時気持ちいいですもんね。

15mの滝を越えてからも小さな滝が連続します。

滝を越えていくのは楽しい。

この辺りが水量が少なくなります。

仏谷出合。右が仏谷。今回はまっすぐ行きます。

これがシャワークライムってやつか?

遡行終了の稜線近くまで水が流れてます。

遡行終了点近くから見える雲母峰。

終了点から水沢峠までも見どころがある。

水沢峠。西側に下ります。

下山道はかなり荒れています。植林時代の栄枯盛衰。

あらあら日が落ちちゃったわ。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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