燕~大天井~常念 テント縦走で里帰り

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投稿者
柴田 大助
日程
2011年08月29日 (月)~2011年08月31日 (水)
メンバー
川西店 柴田 フォレオ大津一里山店 加藤 京都店 小刀禰 web店 辻森
天候
☀/☁
コースタイム
8/29 中房登山口(8:10)~ 合戦小屋(11:55)~ 燕山荘(13:20)
8/30 燕山荘(8:00)~ 大天荘(11:20)~大天井岳(12:15)~大天荘(13:00)~常念小屋(15:15)
8/31 常念小屋(4:00)~ 常念岳(5:00)~ 常念小屋(6:30)~ 山の神(11:30)~ 一ノ沢登山口(11:50)
コース状況
中房登山口から合戦の頭あたりまでは急登が続くが、ベンチが沢山あり登山道も整備されているのでとても歩きやすい。燕山荘~大天荘~常念小屋までは見晴らしの良い稜線歩きが続き、天気が良ければ大パノラマの中を気持ちよく歩くことができます。常念岳へはガレ場の登りが続くので少しきつい。胸突八丁付近もしっかり整備されていますが、慎重に通過しましょう。
難易度
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感想コメント

中房温泉から燕岳、大天井岳を経て常念岳まで。人気の表銀座コースをテント泊で縦走してきました。
燕山荘は小屋のスタッフとして7年間お世話になった、思い出の沢山詰まった小屋です。なのでちょっとした里帰り気分でした。

今回は久しぶりに使う道具が多く、約4年ぶりに押入れから引っ張り出した75ℓのオスプレイは、内側のコーティングがなんだかしっとり。
指先で軽く擦ってみると黄色いカスがボロボロと・・・ アライテントのゴアライズは約10年ぶりの出番。試しに張ってみて中に潜り込むと、無数のピンホールを発見。最終日辺りで台風の影響も出てきそうな予報だったので一抹の不安を感じつつも、なんとかなるさと詰め込んで、懐かしい顔が見れるのを楽しみに車に乗り込みました。
豊科インターを出ると車は穂高町営しゃくなげ荘の登山者用無料駐車場へ。
中房登山口、一ノ沢登山口のどちらにも近く、この縦走コースを行くには大変便利な駐車場です。
歩き始め、中房登山口から燕山荘までは濃いガスの中で視界は悪かったのですが、小屋のスタッフだった頃に修繕した階段やステップなどが無事に残っているのを見つけたりしながら歩いていると、当時の記憶が断片的に思い出されて心地よく歩く事が出来ました。
お昼過ぎに燕山荘に到着してもガスは晴れず、夕焼けに期待してとりあえずテントを張りました。17時を過ぎる頃から次第に西側が明るくなり始め、風化した花崗岩が独特の燕岳も姿を見せてくれました。日の入り前後の薄いガスに覆われた燕岳は必見です!

二日目の朝は前夜の深酒がたたり(笑)、無念の寝坊。。 日の出どころか燕山頂行きもパスしてしまい、先行して大天井方面へ出発した三人を追いかけるはめに・・ 後ろ髪引かれる思いと二日酔いのせいでペースは上がらず、三人に追いついたのは大下りの頭でした。
今回のコースのハイライトである、燕山荘~大天荘~常念小屋までの稜線歩きでは、強い日差しの中8月にしては珍しく遠くの裏銀座の山々や槍・穂高連峰もくっきりとクリアに見る事ができました。

フォトギャラリー

燕山荘のテン場。

ガスが晴れ餓鬼岳付近に陽がさす。

ガスの切れ目は美しい。

僕にとって特別な山です。

この場所に小屋を建てた初代オーナーに感謝!

雲が良くなって来ました。

ずっと眺めていても飽きません。

自転車で走れそうです。

縦走日和です。

迫力ある大天井岳。

大天荘より。遠くまでくっきり!

大天荘、良い小屋です。

どこから見ても立派な常念岳と常念小屋。

常念小屋のテン場。

顔を右に90度傾げてみると・・

粘り強く待っていると焼けてくれました。

朝の常念岳山頂からの穂高連峰。

ガスが入ると美しい。

日の出は拝めず。

一ノ沢、山の神。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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