残雪の穂高 コブ尾根

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2016年04月25日 (月)~2016年04月26日 (火)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
上高地(150)岳沢(30)奥穂高岳南稜取り付き
岳沢()マイナーピーク()コブ尾根1ピッチ目()岳沢(120)上高地
コース状況
今年は積雪が少ないうえに、雪解けが早くシュルンドには注意が必要
難易度
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感想コメント

初日の内にコブ尾根を登り詰め稜線で幕営の予定でしたが、私も友人も寝不足で体調も良くなかったので、初日は岳沢に幕営をして奥穂の南稜の偵察をしてテン場でのんびりしてました。

南稜を偵察した感じだ例年と比べ1ヶ月くらい早い雪解けで、シュルンドがあちこちで大きく口をあけていました。

翌日は、テントを撤収をして4時前に出発するも、登るにつれ傾斜が増すコブ沢はペースが上がらず。マイナーピークではロープがスタックしてしまい、登り返しで時間がかかってしまいました。

マイナーピークからもしばらくひたすら登りやっとコブ尾根に取り付けました。
ここでいくつかルートがある(正面、左、右)みたいで、私たちは正面から登りました。1ピッチ目は凹角からの快適な登りでしたが、ザックがひっかかり手こずる場面も…。1ピッチ目の後半にややうす被りの1枚岩を超すのに難儀してしまいました。背伸びをして上のガバは持てるんですが、フットホールドが細かくなかなか足が上がらずで何度もトライしてなんとか1ピッチ目を登れました。
しかし、心身共に力尽きてしまいここで敗退して元来たところを加工しました。

ジャンダルムももう目の前に迫っているというところでの敗退は、悔しかったですが、しっかり準備して万全の状態でリベンジしたいと思います。

フォトギャラリー

上高地からの穂高の稜線

岳沢湿原。

岳沢登山口

岳沢小屋との中間点の風穴。まだ雪に埋まっています。

奥穂の南陵。

もう少し南陵に近づいてみました。

シュルンドでパッカリ口を空けています。

南陵の取りつき点

右のコブ沢を詰めていきます。

左が霞沢岳、真ん中が乗鞍岳。

ひたすら沢を詰めていきます。

前穂からのご来光。

マイナーピークから懸垂でおります。

雷鳥に遭遇。

ようやく岩場に到着。

1ピッチ目は凹角左側からロープを伸ばしていきます。

前穂髙岳

南稜の頭からこの斜面を滑っている二人いました。

上高地開山祭前日とあってヘリで荷揚げ中で忙しそうでした。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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