梅雨の南八ヶ岳

投稿者: 好日山荘スタッフ

日程: 2016年06月13日 (月)～2016年06月15日 (水)

メンバー

天候: ①雨②晴れ後雨③快晴

コースタイム: ①観音平（60）展望台（60）押手川（95）編笠山（30）青年小屋（100）権現小屋（20）旭岳（70）キレット小屋
②キレット小屋（100）赤岳（90）キレット小屋（70）旭岳（20）権現小屋（90）青年小屋
③青年小屋（30）編笠山（60）押手川（40）雲海展望台（50）観音平

コース状況: 観音平から編笠山は特に難所はありませんが、押手川以降はキツイ登りになってきます。小屋泊・テント泊関わらずストックがあると非常に助かります。青年小屋から権現岳へは岩場・鎖場が続きますので慎重に、３点支持で進みましょう。
権現岳からキレット小屋へは、幾度かのアップダウンを繰り返します。長い梯子・鎖も多いので、ストックを使う場面と使わない方が良い場面とを見極める必要があります。
キレット小屋の水場は晴れた日だとかなり水量が少ないと思われます。小屋が営業していないと水場に頼ることになる為、状況によってはあらかじめ権現小屋で購入してから向かいましょう。
キレット小屋から赤岳へは途中からずっとガレ場です。滑りやすく岩も崩れやすいので落石に注意しながら進みましょう。

難易度

感想コメント

①梅雨の中ですが、南八ヶ岳　編笠山から赤岳を目指しました。天気予報では、初日午後から好天予定でしたがそう上手くは行かず、ひたすら風雨。ガスの為展望も特に無し。キレット小屋の手前で雨が止み、雲が切れ遠くに青空がチラリと見えました。ほんの一瞬でしたが青空に安らぎ、キレット小屋テント場で１日目は終了。
②３時に起床。予報では本日は一日晴れる模様。期待を込めてテントから出るとまだ暗く空にはうっすらと星が。これは期待できそうです。日が登ると昨日の天気が嘘のように気持ちの良い青空が。赤岳への登りはガレている為天気が良くて幸いでした。
赤岳山頂は少しガスがかかっており、遠方までは見渡せませんでしたが穏やかな天気のお陰で山頂でゆっくりと寛ぐことができたので満足。
ピストンの予定なのでキレット小屋まで戻り撤収して青年小屋へ。小屋の手前で雹が降り出し！徐々に雨へと変わりドシャ降りに。当然ですがなかなか天気予報通りには行きません。
今夜の夕飯は豚汁に生春巻きと、少々手の込んだ時間のかかるものだったので、ゆっくりと調理と食事を楽しみ眠りにつきました。
③夜中の間は、これでもか！というほど雨が降っており風も強かったため不安でしたが、今朝は気持ちの良い青空が広がっていました。鳥のさえずりが安らぎます。
青年小屋から見上げた編笠山と青空がとても、とても美しく、昨日までの雨のことなんて吹き飛ぶようでした。山頂からは南アルプス・富士山、そしてどこまでも広がる雲海が見え、限りなく視界良好！
最終日に天気に恵まれ、素晴らしい景色を見て無事山行を終えることができ、嬉しい限りです。
山に感謝。