秋の脊振山系全山縦走 その② 《脊振山ー蛤岳ー石谷山ー九千部山ー基山ー天拝山》 

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2016年10月19日 (水)~2016年10月19日 (水)
メンバー
天候
コースタイム
脊振山(82分)蛤岳(142分)石谷山(47分)九千部山(184分)基山(139分)天拝山
コース状況
脊振全山縦走中、車道区間が最も長い行程です。

◼︎ 水場
九千部山 沢水 山頂直下にあるようです

◼︎ 要注意事項
☆柿の原峠から基山方面にショートカットする九州自然、一部倒木が多い様です。
☆坂本峠手前 通行止め & 野犬出没注意
●車道への断続的な落石(脊振全山縦走ルート上ではありません)により、年末頃まで坂本峠手前から佐賀県側への車両進入が出来ないそうです。
坂本峠方面から蛤岳への登山/ルート視察は坂本峠手前に駐車で徒歩のこと。これにより通常時より車道/林道区間の歩行が長くなります。
● 坂本峠に住み着く野犬の話は知る人ぞ知るといった所ですが、坂本峠→石谷山方面(七曲峠方面)の登山道には出没しない様です。登山道南側の坂本峠-七曲峠間の車道に住み着いている模様。
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

今回は脊振山から天拝山までの縦走です。
前回のレポート同様、長く濃い縦走なので簡単に所感をまとめると…。

まずは蛤岳、坂本峠までひたすらトラバース&緩やかな下りが続きます。
途中、蛤岳までの間に小学校の遠足で小学生100人くらいとすれ違いました。この辺りは道が歩きやすく雰囲気も良いので確かに遠足にはもってこい!

坂本峠は現在車両通行止めです。現場の管理の方が付近の野犬の情報含めて色々教えて下さいます。通過の際には是非お話を伺ってみて下さい。

坂本峠からは石谷山と九千部山までまた登り返しが続きます。九千部山までの道はこちらも自然林の雰囲気が良く、前回の十坊〜雷山の植林地帯より格段に綺麗で歩いていて癒されます。

九千部山からは柿の原峠まで長い下りが続き、山頂広場南側の登山道から「鳥栖市民の森入口」方面の登山道に接続するか、車道を10分くらい歩いてから「鳥栖市民の森入口」の本来の入口から入るかの2択。今回は後者です。大峠を越え植林地帯を抜けると天心園知的障害者更生施設のすぐ横に出ます。

そして柿の原峠から基山山頂直下までが、この背振の縦走で最も長い車道区間になります。
柿の原峠から2、300mくらい進んで左手側に九州自然歩道の入口がありますが、一部倒木で通過しづらい上に夜間になりそうだったので今回は車道オンリーで行きます。
長い長い車道歩きを終えると目の前は基山です!今回は山頂まで直登しました。

基山まで来れば残るは天拝山のみ。基山から登山道の下りが終われば、林道取り付きまでまた長い車道歩きです。林道からは天拝山山頂まで徐々にジワジワと高度を上げて行きます。

背振全山縦走は基山を全山の末端にして、実際には基山をスタートやゴールにされている人の方がほとんどの様です。全山縦走なので非常に長い道のりですが、その分達成感や満足感は大きいものでした。
ご検討中の方は入念な計画の上で是非挑戦されてみて下さい。

*今回の移動距離と累計標高差(登り・下り)
38.7km  3,522.4m(1,265.4m・2,257m)

フォトギャラリー

脊振山からスタート!

九州自然歩道をひた歩き

トラバースが多い箇所です

足元注意!

徐々に紅葉が進みつつありました

分岐が数回あります

今回一番お気に入りの雰囲気です!

奇岩がちょくちょく出てきます

蛤岳山頂名物の蛤岩

蛤水道

坂本峠。この先のゲートは車両通行止めです

七曲峠。地味です

石谷山山頂

九州自然歩道を更に進み…

九千部山

山頂から程なくして、「鳥栖市民の森入口」方面へ

途中の分岐は必ず左に!

やっとの思いで基山

そして天拝山

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部