三郡山系を歩こう!!Vol.5『篠栗駅起点!新緑の三郡縦走』【表 三郡縦走】
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2017年05月19日 (金)~2017年05月19日 (金)
- メンバー
- 天候
- ☀
- コースタイム
- 篠栗駅(110分)若杉山(90分)砥石山(90分)三群山(90分)宝満山キャンプセンター(10)宝満山(65)竈門神社(30)太宰府駅
行動時間 計).485分
↓参考資料↓
●山と高原地図 福岡の山々 CT
行動時間 計).610分
●分県登山ガイド 福岡県の山 CT
行動時間 計).530分 ← 竈門神社〜太宰府駅CTなし
*すべて休憩時間を含みません
- コース状況
- ショウケ越に架かる橋は5/15~5/19で点検があったようで、以降通行止めになっています
迂回路が設置してありますので詳細図は「写真5」をご参照くださいませ
他、特に問題無し
↓参考資料↓
●水平移動距離
23.2km
●累計標高差(登り・下り)
2,723.5m(1,343.1m・1,380.4m)
*投稿者調べ
- 難易度
感想コメント
トリアス店改装前後で蓄積した疲労が原因なのか、突如発生した謎の皮膚病…。
加えて、花粉症、黄砂の時期で持病のアレルギー性喘息が過去最大級に悪化(@_@;)
不測のダブルパンチでなんと約3ヶ月間も登山から離れるというあるまじき事態に陥ってしまいました!
好日山荘スタッフになってからというものの、3ヵ月も登山をしなかったのは初めての事だったので一体どれほど体力・脚力が衰えているのやら…?
日々の通勤の中で階段を昇り降りする度に感じる、以前とは違う筋肉の挙動、体幹と重心移動の違和感…。
「こりゃ~早く山に行かないと不味いぞ~」
と言うわけで、久しぶりの登山は新緑眩しい三郡縦走に行って参りました♪
昨年同時期にも篠栗駅~宝満山の往復をしていますが、流石に今回は体力・脚力の低下に加え、登山をお休みしていた間に寒い季節⇒(暖かい季節⇒)むしろ暑い季節;;; と一気に季節が流れてしまいました。
日中は久々汗だくの暑ぅ~い登山を覚悟しつつも、今回はto太宰府駅from篠栗駅の無難な縦走を計画。
予てより「体力・脚力を維持させるには最低でも月1,2回の山行を!」と自分ルールを課していたのですが、今回は想定外のブランクがあった為、歩行ペースや想定コースタイムを甘めに設定します。
せっかくの新緑をのんびり楽しもうよ!をキーワードに歩いてきました♪
が!やはりブランク所以か、若杉楽園まででさえ想定以上に脚力の低下を感じてしまいます。
涙がちょちょ切れそうなそんな悔しさを噛みしめつつも、同中ふと見やる花々や新緑はやはり美しい!
前回は積雪の三郡山系でしたので、草花や木々の生命力にあふれる縦走路と初夏の青空は歩いていて清々しさ満点です。
特に砥石から三郡山の縦走路は年間通していつ歩いても気持ちが良いですね~!!
流石に日中の暑さには茹だるものがあり、縦走路の平らな地形では木陰に隠れて大休止される方をチラホラ拝見。
新緑を楽しみながらの休憩だと、敢えて山頂やキャンプセンターではなく縦走路上の休憩の方が適当かも知れませんね。
三郡山・宝満山からの展望は良好!冬場の視程と比較すると季節柄若干霞んでるかな?
冬場よく見えた英彦山、くじゅう、阿蘇、普賢岳方面までは見えませんでしたが、日中のコントラストが上がり歩いてきた縦走路を振り返る景観はまたいつもと違って見えます。
キャンプセンターで大休憩のあとは太宰府駅に向けて下山を残すのみ。
何気にいつもは篠栗駅に戻る為、正面登山道を下山する機会が滅多になくやはり新鮮。
やや斜陽に照らされる登山道は修験の雰囲気と相まってこれはこれで良いものですね!
篠栗駅側と違うのはしっかりと整備された綺麗な竈門神社と観光客で賑わう太宰府駅界隈。
汗だくの山登りの後は二日市温泉(篠栗側であれば若杉の湯や久山温泉)で汗を流すも良し!
下山しても、食に、観光に、温泉に、下界での豊富な楽しみが待っているのはやはりこの三郡縦走の魅力の一つでもありますね~。
今回はショウケ越の通行止めによる迂回路の設置、宝満山正面登山道五合目付近に新たに追加設置された木製階段など、登山道も時の経過とともに一部修正が施される事はしばしばあります。
宝満山・三郡山のあるこの縦走路は特に入山者数が多いので、崩壊でもない限り通行不能にはなりにくいと思われますが、反面日頃から登山道を整備して下さる関係者の方々にはいつも頭が下がる思いであります。
正面登山道の木製階段は混雑時などに譲り合いの精神で利用すると良いですね。
この日は飲料用2Lと非常時用予備&炊事用2Lの計4Lの水を携行し、飲料水だけで2Lと300mlほど消費。これからの季節は水分は余分にお持ちいただいた方が無難です。
水場を当てにしての最低限の携行ですと、携帯分枯渇時に余力が見る見る奪われてしまいます。
虫、日焼け対策も忘れずに、これからの夏山ハイシーズンを楽しまれて下さい〜♪
今回は表題に【表 三郡縦走】と勝手に付けさせて頂いてますが、三郡山系の中でも最も人気が高い縦走所謂「三郡縦走(宝満山-三郡山-若杉山)」、まさに「表の顔の縦走路」!
次回は広範な三郡山系の中でも『この山域はまさに裏だな~』という私見の元、【裏 三郡縦走】をお届けしようと思います。宜しければこの度のレポートと比較しつつご覧下さいませ〜。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。