みんなでトコトコ山行脚 立山・剱岳(富山県 立山3003m)編 ①

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投稿者
渡部 嘉章
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日程
2019年08月25日 (日)~2019年08月27日 (火)
メンバー
グランフロント大阪店 渡部、中村
春日井店 足立
その他1名
天候
1日目 曇り時々晴れ
コースタイム
室堂>25分>一の越>35分>雄山>30分>大汝山>20分>富士の折立>50分>大走り分岐>65分(40分ロスト)>剱沢分岐>65分>剱沢キャンブ場
コース状況
・言うまでもなく室道周辺は遊歩道として整備は完璧です。それより先、一の越までも危険な箇所はありません。
・一の越~雄山はガレた急登ですが、登山者が多いため、一部は一方通行になっています。足場が良くないので転倒している方もよく見かけます。ご注意ください。
・雄山~大走り分岐までは歩きやすい尾根歩きです。整備もしっかりなされています。
・大走り分岐~剱沢分岐は一部注意箇所があります。地図では破線コースになっていますが、慎重に歩けば問題ありません。剱沢分岐は道標が倒れていますが、普通は問題なく分かると思いますが、今回、視界不良だったためスルーしてしまい、時間をロスしてしまいました。
・剱沢分岐~剱沢は下りが結構長く、一部分は急坂なので注意が必要です。ガスっていると結構不安になるかもしれませんが、晴れていると眼下にキャンプ指定地が見えるので安心して下れます。
・お手洗い、売店等は室堂にあります。一の越にもお手洗いがあります。
難易度
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感想コメント

・久々に立山、念願の剱岳!浮き立つ気持ちでの登山開始でしたが、天気予報通り当日は曇り空。晴れてくれることを祈りながらスタート。

・一部のメンバーは雷鳥沢を直登し、剱沢へ向かうコースをPUSHでしたが、立山初登山のメンバーもいたので三山縦走からの剱沢をゴリ押しし、結局三山縦走コースを選択。(後に1名のメンバーから猛烈な抗議をうけましたが・・・)

・時折晴れ間がのぞく環境下で一の越に到着。一旦休憩を入れて雄山へ。ガレた登りは人気の山だけに多くの登山者が列を成しています。結構「大丈夫か!?」と思ってしまう装備の登山者も多く見かけました。安全に登山を楽しんで欲しいので、すごく気になってしまいました。

・メンバー1名が軽い高山病の為、結構スローペースで雄山に到着。先行の2名とココアで乾杯!個人的には雪に埋もれていない雄山は初だったので、登拝祈祷もして頂き、展望も楽しめたので満足です。

・雄山スタート時にはガスが一気に上がってきたため、視界は真っ白・・・。この辺りから女帝の視線が突き刺さって痛い・・・。大汝山も富士の折立も一切の展望は得られず。ただ黙々と歩くことに。

・縦走路は歩きやすく、キツいアップダウンもないので順調に進みます。大走り分岐を越え、剱沢分岐の手前辺りはやや足場の悪い破線コースになりますが、ゆっくり歩けばさほど危険はありません。この辺りから気温がグッと下がり、風も冷たくなってきました。

・そろそろ分岐というところで、道標が倒れている箇所に到着。本当はここが剱沢分岐だったのですが、もう少し先だと思い込んでいたためスルー・・・。若干下った所で違和感を感じ、登り返すはめに。ここから女帝の猛抗議が始まりました・・・。まぁ、ワタクシが悪いので致し方ありませんが・・・。

・視界不良の中下り続けると、徐々にガスっている高さを抜け、下方が見えるようになってきます。すると前方に剱沢のテント場が!!ほっと一息ついていると「まだあんなに距離あるんか!!」と・・・。怖いです。

・何とかテント場に着く頃には雨が降り出し、先行の2名とテントで明日の行程を話していると、急激に雨が激しくなってきたため、一緒に食事を楽しむことができず、2名:2名でテントに撤収。怒りの女帝に食事を提供して機嫌を取り、速攻で就寝。明日以降の隷属を覚悟しながら眠りにつきました・・・。

フォトギャラリー

考えてみたら、初めての「夏の雄山」でした・・・。冬は3回くらい来たのですが、鳥居の全景も初見!

久々の室道。気分よく出発。天気が良くなればいいのになぁ~。

ヨツバシオガマ。久々に見ました。

ちょっとした晴れ間にも一喜一憂。

一の越に到着。結構な人数の登山者がいらっしゃいました。

さぁ、雄山へ向かいます。この青空がどんどん広がることを願いながら。

足元にトウヤクリンドウ。

先行の2人と合流し、ココアで乾杯!男性陣は雄山で祈祷して頂きました。

さあ、立山3座はあと二つ。大汝山へ向かいます。

ガスガスの大汝山・・・。まったく何も見えません。この辺りから立山縦走コース推しへの「口撃」が始まる・・・。

富士の折立も真っ白・・・。女帝はスルー・・・。風当たりが強いなぁ。身体的にも精神的にも・・・。

時折視界が得られる程度の尾根道を淡々と進みます。晴れていれば最高なのになぁ。

中々晴れ間が出ないうえ、分岐まで長いので女帝はぶつぶつ言い始める。

積まれたケルンの上に青空。が、このまま晴れることなく剱沢分岐まで歩きました。

ガスっていてロストした分岐・・・。ここで1時間ほどロス。地図はしっかり確認しないとだめです。反省。

眼下に剱沢が!やっと気分が落ち着いた感じ。わかってはいても視界がないと不安になりますよねぇ。

チングルマが風に揺れてきれいです。

いよいよテント場が近づいてきたと思ったら雨が降り始めた。雷は大丈夫そうだが女帝のカミナリが落ちそう・・・。

作らされた春雨を使った卵スープで温まる。片づけを終えると全員爆睡でした。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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