のんびり北八ヶ岳へ~北横岳往復~
- 投稿者
-
浅見 直紀
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2020年02月12日 (水)~2020年02月12日 (水)
- メンバー
- 松尾、平木
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 山頂駅 →(55分)→ 北横岳ヒュッテ →(20分)→ 北横岳南峰 →(5分)→ 北横岳北峰 →(50分)→ 山頂駅
- コース状況
- 特に問題なし
- 難易度
感想コメント
休館日を利用して雪山へ。そんなコンセプトの今回、某Hさんが雪山ほぼ初めてということでまったり過ごすことに。
なお、事前に「変な事書いたら許さないから!」と脅さ・・もとい注意されているため、早速文章に悩んでいる。この記事を書き上げた後で店にワタクシが立っていなかったら、きっとそういうことだろう。えぇ。
2/11の営業終了後、一時帰宅して車を転がし、八王子駅にて二人をピックアップ。双葉SAで仮眠、起床後に朝食をフードコートで摂り、北八ヶ岳ロープウェイへ。これだけでもう個人的にはスロー山行。あまりにゆったりし過ぎて「もう良いや・・」となりそうですらあった。内緒ですえぇ。
気を取り直して北八ヶ岳ロープウェイへ。ちなみにロープウェイまでの道路状況は、ピラタスの丘より上部に少し雪が残っている程度。スタッドレスタイヤだけで十分だった。これからどうなるか不明だが。
にしても寒くない。そして事前にライブカメラでチェックしていたが雪少ない。なので駐車場でゆるゆる着替えたりしても全く苦にならなかった。平木さんの雪山デビューにもってこいである。ハズ。きっと。
着替え終わって並んでみると、始発から二つ後の便だった。ここまで計画通り。くくく。
そして山頂駅に行くと、やっぱり雪は少な目であった。ぬぬぬ。
最初から12本爪アイゼン装着。ザクザクと雪に刺さる感触が良いね。今回はワタクシが先頭で出発。松尾店長は後ろで動画を撮りつつ来るので、自然とそういうことになった。なお、この時の動画は町田店内で放送されているので、機会と興味があったら見てみて下さい。
歩き出し5分で思った。
暑くない?!
備忘録としてこの日のウェアを再下段に書き留めておくが、そんなに分厚い感じじゃない。予想以上の気温に体が溶けそうだ。北横岳ヒュッテに着くまでに体が残っているかしら・・。
何とか溶け残ってヒュッテでプチ休憩。菓子パンを放り込む。もぐもぐしていると松尾店長がチョコを片手に「大丈夫か?しかし・・・」と葛藤していた。比喩で言うと、冷蔵庫で化石化した食物って感じらしい。比喩じゃないか。どうなんだ。
ちなみに某Hさんは「アミノバイタルううぅぅぅ・・・・・」と何やら悲しげである。車に忘れた?可愛そうに。ワタクシは家に忘れましたとも・・・。
そんなこんなで先に進む。気持ちの良い樹林帯だ。暑いが。
南峰直下の直登でのことだ。いきなり風が吹き荒れ始めた。思わず「おおぉ」とか唸ってしまう。でも火照っていたから丁度良いかな、なんて思っていたら調子に乗って先行してしまっていた。いかん。消し炭にされる。初めての雪山だから最初に頂上を踏んでもらおうと思い、先頭を譲ることにした。
南峰は風の通り道なのか、いかんせん風が強い。でもこれ以上ないくらいの快晴で、360度の気持ちの良い景色を堪能出来た。中央アルプス、南アルプス、浅間山までハッキリくっきり。素晴らしい。
一応北峰を踏むことを確認し、往復した。ほぼ水平移動なのですぐだった。流石に風が冷たい。と言いますか強い。目的は達した。脳内はお昼ご飯とお風呂に支配された。
そのまま一気に下山。途中で松尾店長の華麗なるシリセードがお披露目されたりしたが、なんだかんだで無事に坪庭に到着。キツツキを撮りたいというご要望に応える。衝動的にゴン!とキツツキに木を突かせてしまった。代表して募金した。だって紐があるんだもの。引きたくなるでしょう。
ロープウェイで下に降りた後は、着替え後に食堂へ直行した。帰りの温泉(外す訳にはいかない)は、ちょっと永めに移動して諏訪で。インターから近めなこともあって便利ですヨ。
【ウェア備忘録】※外気温-3℃、最大風速10m/秒
上半身
・マムート「ロゴビーニー」
・ファイントラック「ニュウモラップジャケット」(ソフトシェル)
・ファイントラック「ドラウトポリゴン3フーディ」(保温着)
・ファイントラック「メリノスピンサーモロングスリーブ」(シャツ)
・ファイントラック「ドライレイヤーウォームロングスリーブ」(アンダー)
下半身
・TNF「マウンテンパンツ」(オーバーパンツ)
・ファイントラック「ドラウトクローパンツ」(パンツ兼保温着)
・ファイントラック「ドライレイヤーウォームタイツ」(アンダー)
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。