伯耆大山(鳥取県)日本百名山
- 投稿者
- 岡田 丈二
- 日程
- 2022年01月09日 (日)~2022年01月09日 (日)
- メンバー
- 岡田、他1名
- 天候
- くもり
- コースタイム
- 第4駐車場(5分)南光河原駐車場(90分)六合目避難小屋(55)頂上避難小屋(1)弥山頂上(1)頂上避難小屋(40)行者谷コース分岐(35)元谷避難小屋(30)大神山神社(24)第4駐車場
歩行時間:4時間41分 総時間6時間20分
- コース状況
- 雪山につき中級レベルとしています。
・入山者が多い人気の山です。夏山登山道は踏まれた雪でそこそこ固く早めのアイゼン装着が望ましいです。また、六合目以上は10本爪以上のアイゼンとピッケル必携です。
・7合目以上はガスで視界不良になりやすく、ひとつ先の目印ポールが見えないようですと、無理せず引き返した方が賢明です。
・この日は頂上からの展望はありませんでしたが、晴れると美しい稜線を見ることができます。
・避難小屋は積雪で窓が埋まり、内部は昼間も真っ暗です。ヘッドランプを取り出しやすい箇所に収納しておきましょう。
- 難易度
感想コメント
・前日は良く晴れて山頂部から稜線がくっきり見れたと聞いて、期待を高めつつ車を走らせました。
しかし駐車場から見上げるとあいにく一面グレーの空で大山は雲の中です。
・スキー場が営業中とあって駐車場も満車に近い状態。南光河原駐車場はすでに満車で、第4駐車場に停めました。
・夏山登山道の長い階段も雪の下です。踏み固められた積雪は滑りやすく、三合目付近でアイゼン装着。
・六合目避難小屋前からの北壁や三鈷峰も見えませんでした。またここをを過ぎると斜度がきつくなります。
・七合目から上部は季節風がきつくなります。この日はガスがかかり山上部の視界は10m~15m程度
・暫く粘りましたが、弥山頂上から伸びる美しい稜線は全く見えません。新しくなった頂上避難小屋で暖をとり、食事休憩。
・避難小屋の窓は積雪で埋もれ、小屋内部は基本的に昼間でも真っ暗です。ヘッドランプはどこへ登るときも携行すると思いますが、取り出しやすい箇所に収納しておきましょう。
・下山は六合目下の分岐から元谷方面へ。大神山神社にはアイゼンを脱いで参拝し、御朱印をいただきました。
・年始の寒波は和らいだため、山頂で-5℃程度でしたが独立峰らしい強風がありました。
・仕上は豪円湯院で入浴です。生き返りました笑
ちょっと気になったこと・・・
山の避難小屋にはよほどの緊急事態でない限り、外でアイゼンを外しピッケルと共に入口外にまとめて置くのが常識と言えます。内部に持ち込むと小屋が傷みますし、ましてベンチの上にアイゼンを置くのはやめましょう。また、冬季避難小屋の出入口は閉めておくことが基本です。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。