大雪山高原温泉 沼めぐりコース(残雪期)

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投稿者
石渡 健一
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日程
2024年06月11日 (火)~2024年06月11日 (火)
メンバー
GR札幌・・・イシワタ
好日山荘サッポロ・・・サイトウ
+友人1名
天候
☀☁
コースタイム
【沼巡りコース】
大学沼まで約2時間
大学沼から1周コースでセンターまで約2時間

時計回りの順序となっていて、各自の体力に合わせて途中で引き返すこともできるし、一周することもできる。
入山前にヒグマ情報センターでレクチャーの映像を見る。
※シーズン中の情報です
コース状況
林道解除直後の「高原温泉沼めぐり」に行ってきました。
残雪期のため、しっかりと雪山の装備で訪れましょう。

例年よりも雪が少なかったので、基本的にはシーズン中のルートを辿って大学沼、高原沼周辺まで散策することができました。
そのため、道はわかりやすかったですが、所々にある残雪の踏み抜きに気を付ける必要がありました。

また、沼の淵に残雪があり、そこをトラバースしながら進まないといけない箇所があり、滑ったらドボン。
とても緊張感のあるポイントだったので、軽アイゼンやチェーンスパイクを装着して突破しました。
全員無事通過、落ちなくて良かったです。

そして一番驚いたのは、高原沼上部を通過した直後に、斜面で大きな音がして振り返ると、乗用車くらいのサイズの岩が転がり、なんと先ほどまで我々がいた場所の近くに落ちてきました。
間一髪。
巻き込まれなくてホッとしました。

残雪期に高根ヶ原斜面を通過する方は気を付けましょう!!

もちろん、ヒグマ対策も忘れずに!!!!


最新情報は
『高原温泉ヒグマ情報センター』ホームページでチェックできます。
⇒https://www.higuma-center.com/
難易度
Google Map
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  • おとな女子登山部

感想コメント

昨年に引き続き、残雪期の高原温泉沼めぐりに行ってきました。

一緒に行ったメンバーは、スキー・スノーボードで斜面を滑走したり、沼をウォータースライダーする予定だったので、わたしは「そり」をザックにくくりつけて参加しました。

沼めぐりコースの登山道を2時間ほど、ミズバショウの群生や、地上から吹き上がる湯煙、個性豊かな沼たちなど、見どころ満載のアプローチを経て、雪が多く残る標高の高い斜面までハイキングを楽しみました。

そして、いい感じの斜面にたどり着いたところで滑走開始。
スキー&ボードの華麗な滑りを見た後に、持参の「そり」で斜面を滑りました。

「そり」を安定してコントロールすることが難しく、思ったように滑ることはできませんでしたが、それでも大自然の中で雪の上を滑り落ちるのは、とても爽快でした。

次にメインイベントの沼ウォータースライダー。
かろうじて遊べそうな水溜りと、それに続く雪面を発見したので、メンバー各々トライして遊びました。

「そり」での水上通過は、斜面からのスピードと体勢のコントロールが難しく、いろいろと試行錯誤しましたがクリアすることはできませんでした。
雪面の凹凸でバウンドして全身痛くなり、沼の雪解け水でビシャビシャになりながら頑張りました。
来年はクリアしたい!


時間を忘れて遊んだので全身くたくた。
帰り道に層雲峡の「黒岳の湯」に立ち寄り、ととのいました。


~服装や装備について~
■ウェア上
 ・速乾性Tシャツ
 ・ハーフジップ長袖Tシャツ
 ・ソフトシェル
 ・キャップ
 ・帽子止め
 ・防寒用ダウンベスト
 ・ネックウォーマー(ミレー)
■ウェア下
 ・トレッキングパンツ(マーモット)
 ・厚手ソックス
 ・スパッツ
 ・雨具下(バイレス)
■装備
 ・トレッキングシューズ
 ・バックパック35L
 ・クマ鈴
 ・お湯1,5リットル(サーモス)
 ・ヘッドライト(ブラックダイヤモンド「COSMO 350」)
 ・トレッキングポール(ノーザンカントリー)
 ・ようかん
 ・救急セット
 ・エマージェンシーシート
 ・軽アイゼン(グリベル)
 ・スノーシュー(タブス)
■その他
 ・そり
 ・濡れたとき用の着替え

フォトギャラリー

高原温泉、ヒグマセンターはまだ休業期間中。

ヒグマ注意!

そりスタイルで!

同行者はスキー&ボード。重そうでした。

板が引っかからないように。地味に難所。

ミズバショウの畑がありました。

ミズバショウのかわいいお花。

雪が出てきました。

滑ったらドボン。緊張のトラバースでした。

広大な斜面。落石注意!!

滑走!早い!!

そりも行ってきます!!

ウォータースライダー!!

水しぶきが気持ちいい!!

そりでトライ!難しい!!!

沼、越えられず。沈没。

無念の脱出。

濡れました!!!

くたくたに遊んだあとは温泉です♨おつかれさまでした!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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