金峰山 ~大弛峠からピストンの短時間コース~
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2012年10月25日 (木)~2012年10月25日 (木)
- メンバー
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- 大弛峠→(60分)→朝日岳→(85分)→金峰山→(5分)→五丈石→(70分)→朝日岳→(70分)→大弛峠
- コース状況
- 標識が完備されており、比較的良好。
距離が短く、標高差も約240mと小さめですが、起伏は多めの楽しいコースです。
ただし朝日岳前後と山頂直下には傾斜は緩やかですが岩場がありますので、慎重に歩きましょう。岩場のペンキマークは薄く不明瞭になっているところも多く、しっかり確認しながら歩かないと、不必要に困難なルートを歩かなければいけなくなります。
- 難易度
感想コメント
日本百名山の金峰山。山梨県では「きんぷさん」長野県では「きんぽうさん」と呼ばれます。
大弛峠に至る川上牧丘林道は山梨県側は一部狭小部はあるものの全面舗装されていますが、長野県側はダートなのでオフロード車でないとつらいかも。大弛峠で出会った、長野県側から4WDの軽トラで上がってきたおじさんは「本当に大変だったよ。帰りは山梨側に降りるよ(苦笑)」と言ってました。
出発時は気温零度前後。樹氷がキレイです。
薄手の速乾素材シャツ+厚手のメリノウールアンダーシャツ+薄手ジャケットとそれなりの厚着ですが、風があるので寒いです。さらに防風のためにレインジャケットを着ます。耳が隠れるニットキャップに防寒のグローブもしています。帰りの樹林帯の下りでちょっと暑さを感じたものの、終始この服装でした。
金峰山手前のハイマツ帯と朝日岳前後の岩陵帯以外は、ほとんど針葉樹林の中を歩きます。歩きやすい道ではありますが、コブシ大~一抱えある大きさまでいろいろな岩石があり、浮石もあるので油断は禁物です。
復路後半になると、少し晴れ間が見えてきて、気温も上がったためか、樹氷が溶け落ちてきて登山道に大きな水たまりを作っていたので、歩きにくく、時間をロスしてしまいました。
6~9月位の温暖な時期で、雨・風がなければ初心者でも歩けると思いますが、春先や秋口には気温が下がり服装などそれなりの準備をしないと危険が伴うでしょう。
大弛峠を出ると、戻るまでトイレは無いので(金峰山頂から往復30~40分歩けば金峰山小屋はありますが・・・)、ハイドレーションシステムを活用するなど、水分摂取を計画的にしましょう。
フォトギャラリー
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。