北アルプス 涸沢 

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投稿者
高野 優
池袋西口店 店舗詳細をみる
日程
2010年06月13日 (日)~2010年06月15日 (火)
メンバー
高野 優 他7名
天候
晴れ
コースタイム
1日目 上高地(5:00)~横尾(7:10)~本谷橋(8:40)~涸沢(11:00)
2日目 涸沢にて雪上訓練
3日目 涸沢(6:00)~白出しのコル(8:40)~奥穂高岳(10:30)~紀美子平(12:00)~上高地(14:00)
コース状況
上高地から涸沢までは例年と同じくらいの残雪量でしたが、涸沢よりも標高の高い場所はかなり多いように感じました。その年によって雪の量は大きく異なるので事前にチェックしておくのがベターです。
概ねこの時期は本谷橋の少し先から雪が出てくる場合が多いです。
梅雨の時期ですが、うまく好天を狙って行けば、涸沢カールを独占できるかもしれませんよ。
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感想コメント

大学の後輩たちと久しぶりの合宿。
重い荷物にハードな行動。上級生の指導。あの時は山を楽しむ事なんて出来ずに、
ただひたすらに先輩やOBの背中を追いかけるので精一杯だったな。


先輩は強く、時には厳しくもあったが、辛い状況になった時はとても頼れる存在だった。
そんな背中に憧れ、がむしゃらに登っていた。
合宿を何度も重ねると先輩達と合宿計画や部の運営方法について話をするようになる。
そうなるといつしか先輩、後輩という垣根を越えて、「仲間」という意識が強くなっていった。
辛い時の顔も、楽しい時の顔も全部知っている。
同じ釜の飯を食った「仲間」と過ごした日々は生涯の宝物だ。
山は変わることなく、いくつ年を重ねてもあの時の気持ちを思い出させてくれる。

学生たちが卒業した時もそんな気持ちでいてもらいたい。
だから私も彼らにとって強く、頼れる先輩でありたいと思った。

フォトギャラリー

涸沢へ。

もう少しだ。後ろの山は屏風の頭。

ヘリコプターがきました。プロペラの音と風がすごいです。

翌日はあいにくの天気ですがですが、雪上訓練。

前穂高北尾根のⅢ、Ⅳのコル。雪がコルまでしっかり繋がっていました。この時期に繋がっているのは珍しいです。

翌朝は快晴。気持ちがいい。

雪渓伝いに登っていきます。分かりやすいですね。

キックステップで登ってきます。

突然轟音が響き渡ったと思ったら、吊尾根から雪庇が崩壊してました。

前穂北尾根。左から6峰。一番右が頂上です。

中央に見えているのが北穂の南稜、その奥のスカイラインが東稜です。よく登られているルートですが、尾根に取り付くまでの雪渓はかなり急ですので慎重に。

ぐんぐん登ります。

上部は傾斜も強くなります。しっかりと蹴りこんでください。

標高が

上がってきました。もう少しです。

「あれが前穂。」

あと少しだぞ。

奥穂を目指します。雪の付き方次第ではロープを出します。

奥穂高岳頂上。裏に穂高神社がひっそりとあります。

紀美子平。一気に上高地へ下ります。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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