山の上に巨大な船が!荒船山
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2013年06月23日 (日)~2013年06月23日 (日)
- メンバー
- 天候
- 晴れ時々くもり
- コースタイム
- 内山峠登山口→(75分)→一杯水→(30分)→艫岩→(30分)→山頂(経塚山)→(30分)→艫岩→(25分)→一杯水→(60分)→内山峠登山口
- コース状況
- ■内山峠登山口~一杯水
緩やかな登り。特に危険箇所はない
■一杯水~艫岩
本格的な上り。足場が悪いので、滑らないように注意が必要。
艫岩付近は崖っぷち。
転落事故も多いので、端に近寄り過ぎないように。
■艫岩~山頂(経塚山)
気持ち良いくらい真っ平らな道が続く。
この季節は新緑が美しい。
山頂手前に急な登りがある。
- 難易度
感想コメント
荒船山(あらふねやま)。
群馬県と長野県の県境に位置しています。
荒海を航海する船のように見えることから、この名前が付けられたということです。
確かにこのお山を間近で見ると、「なんでこんな形に!?」と、ど肝を抜かれます。
「山」というよりはオーストラリアのエアーズ・ロックを連想させるような「岩」に見えます。
あのてっぺんには何があるのだろう?と好奇心をそそられます。
ということで、久しぶりに登ってきました。
今度は内山峠からの楽ちんルート。
このルートは標高差が400mぐらいなので、まったりとしたハイキング。
新緑の中、緩やかに高度を上げていきます。
梅雨の晴れ間ですが、それほど気温も高くなく、風もあって快適。
虫もほとんどいませんでした。
「一杯水」という滝のところから本格的な登りが始まります。
まさに、あの岩を登っている感じ。
足場が悪く、また濡れているので滑らないように慎重に。
30分ほど登ると、やがててっぺんに到着します。
てっぺんはやはり真っ平らです。
とても不思議な感じ。
少し歩くと、端っこの艫岩(ともいわ)に到着します。
まさに絶景。
目の前には浅間山や妙義山。
眼下には緑の森の絨毯が広がります。
もっとお天気が良かったら、八ヶ岳や北アルプスも見えるだろうなぁ。
今度は空気の澄んだ冬に来たいです。
艫岩から山頂(経塚山:1422.5m)へはこの台地の真っ平らな道を進みます。
新緑が美しい。
ブナやモミジが多いので、秋になると紅葉がきれいだろうなぁ。
山頂には小さな祠と三角点がありますが、展望はありません。
てっぺんの湿地ではピンク色のクリンソウが見頃でした。
四季を通して楽しめそうなお山です。
また来よう。
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