屋久島~縄文杉に会いに♪~

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2013年10月20日 (日)~
メンバー
天候
雨のち晴れ
コースタイム
荒川登山口(50)小杉谷集落跡(40)楠川分かれ(70)大株歩道入口(30)ウィルソン株(60)大王杉(30)
縄文杉(25)大王杉(50)ウィルソン株(20)大株歩道入口(70)楠川分かれ(40)小杉谷集落跡(50)
荒川登山口
コース状況
荒川登山口から大株歩道入口までは、トロッコ道のため歩きやすいです。
大株歩道入口からは、山道らしくなり傾斜も出てきますが、全体的によく整備されており危険箇所はありません。コースタイムが長く、時期によっては混雑が予想されます。バスの時刻をきちんと調べ、時間に余裕を持って行きましょう。今回は比較的人が少なく、渋滞することはありませんでした。
また、早朝出発の為ヘッドランプは必須です。
難易度
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感想コメント

縄文杉に会いに行く最短ルート!定番の荒川登山道を歩いてきました☆

まだ真っ暗な朝の5時。屋久杉自然館からバスに乗り込み登山口へ。
この日の朝は雨。バスの待合室で雨具を着込み、ヘッドランプを付けての出発。
前日は台風の影響で、トロッコ道にはヒザが浸かってしまうほどの水が流れ込み、ガイド登山が軒並みキャンセルされたとか。果たして今日はどうだろう。

ヘッドランプの灯りを頼りに歩き始める。トロッコ道は、板と板との間に深い水たまりはあるものの、よく見て歩けば大丈夫。ハイカットの登山靴で良かった。今日は中止しなくても大丈夫そう。
大きな吊り橋を渡り歩き進めていくうちに、徐々に明るくなっていき、小杉谷集落跡のあたりではすっかり日も昇っていた。相変わらず雨はやまない。

屋久杉は昔から木材として珍重されており、特に戦後は大規模な伐採が行われていたとのこと。このトロッコ道はその頃使われていたもので、山に住む人々の生活の足でもあった。その為、このあたり一帯は世界遺産指定区域には認定されていないが、島の歴史を偲ぶことのできる貴重な道だ。

大株歩道に入ると少し傾斜があり、山道らしく大きな石や木の根っこでごつごつした箇所も出てくるようになる。小さな沢を渡ったり、橋があったりと、これまでの道よりは変化があり歩いていて楽しい。「大株歩道」と名の付く通り、本当に大きな切り株が多い。もし伐採されていなかったら..縄文杉のような巨大な屋久杉が生い茂る森になっていたに違いない。でも、切り株から伸びる新しい木々を見ていると、なんだか嬉しい気持ちになってくるから不思議だ。

そんな景色に目を奪われながら進んで行くこと5時間。雨もほとんど小降りになり、ようやく辿り着いた縄文杉は、霧がかった幻想的な姿で迎えてくれた。よく見るとにっこり笑っているような優しいお顔。大きくて立派で、みんながこの木に会いに来る理由がよく分かる。なんだか離れ難くなってしまい、気付けば長いことそこにいました。屋久島は正真本命のパワースポット☆また絶対会いに行こうと思います!!

フォトギャラリー

どっしりとした佇まい

最初は真っ暗 ヘッドランプは必須です!

吊り橋が沢山あります♪

台風が去った後、勢いよく流れる川

雨水のカーテン

最初はトロッコ道を行きます

苔・苔・苔

こんなに大きな河が 水の島・屋久島

屋久島の水はキレイ

大株歩道 トロッコ道から木道へ

大王杉 立派です

大きな木が増えてきました

大株がいっぱい 新しい命を宿しています

ウィルソン株 大きい

中から覗くと。。

かわいいキノコ発見

ウィルソン株に宿るたくさんの命

落ち葉が紅葉していました

深い森 大きな木が増えていきます

やっと会えた縄文杉 なんだか優しいお顔が見えます 離れがたい。。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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