荒島岳

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投稿者
大久保 伸哉
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日程
2014年02月26日 (水)~2014年02月26日 (水)
メンバー
大久保伸哉(なんば店)
天候
晴れのち曇り
コースタイム
勝原スキー場駐車場(25分)スキー場跡上部(70分)シャクナゲ平(60分)荒島岳山頂(30分)シャクナゲ平(55分)駐車場  総歩行時間約240分
コース状況
最初から最後まで雪上歩行となります。圧雪状態のトレースがはっきりとついており、天候が安定していれば進路を間違うことはなさそうです。トレースとはずれると中腹の尾根上で膝くらいまでもぐります。今回念のためワカンを携行しましたが出番はありませんでした。アイゼンは10~12本爪必携。シャクナゲ平から上はピッケルの使用をお勧めします。
難易度
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感想コメント

久しぶりに雪の荒島岳に行ってきました。平日でしたが駐車場に車が約10台ほど。多くが県外ナンバーでした。私を含め、関西方面からの登山者が多かったようです。
途中高速で渋滞に巻き込まれ、歩き始めが予定よりかなり遅れたのですが、おかげで少し雪が緩みゲレンデ跡部分も割と歩きやすかったです。早朝ですと多分カリカリに凍っているのではないかと思います。状況によっては最初からアイゼンを付けたほうが良い場合も。今回は結局シャクナゲ平までアイゼン装着もなく、ツボ足で歩行しました。
気温が上がって、樹氷の類はすべて落ちていましたが、積雪量はたっぷりとあります。上部は風が強く、吹きさらしの斜面は固く凍りつきアイゼンが気持ちよく効いていました。この日午後からは気温が上がり最上部以外は全体に春山の重い雪質に変わっていきました。
勝原スキー場跡からのルートはあまり平らな道がなく、山頂までほぼずっと登りですが、立派なブナの森を堪能でき、山頂部の見晴らしも素晴らしく、おすすめの雪山です。

フォトギャラリー

大野市佐開地区付近から望む荒島岳

勝原スキー場跡の駐車場にて。まずはスキー場上部に登ります。文あとは固く凍りついていました。

スキー場最上部付近。ここまでも結構しんどい。一息入れます

トレースがきっちりついています。見事なブナの原生林の中を、ひたすら登っていきます。

尾根上に出ると荒島のシルエットが目に飛び込んできます。

中腹部にあるブナ原生林の解説標識。この辺で積雪約1mぐらいでしょうか?

荒島本峰は隠れて見えませんが、もちが壁の稜線がはっきりと見え始めました。

シャクナゲ平まで最後の急登。

シャクナゲ平到着。テン場の跡が見えます。

シャクナゲ平から振り返ると、白山連峰が広がります。

シャクナゲ平から鞍部に少し下ったあたりからのもちが壁の取りつき付近。この日は、ここからアイゼンを装着します。

もちが壁の急登。画面左は「雪庇になっています。

急登を抜けると大きな樹林の少ない広い尾根に出ます。このあたりから畔が強く吹いていました。

小荒島・シャクナゲ平方面を振り返るとこんな感じ。

さらに登っていきます。踏み跡はしっかりついています。この辺は短いですが急斜面です。

こんな感じ。

もう少し早い時期ですとこれらの木々が雪に包まれて巨大なモンスター(樹氷)がみられるのですが。

頂上(左奥)まであと少し。

この辺は風で雪面が凍り付いています。

山頂到着。荒島大権現の小さな社には、巨大で見事なエビのしっぽが張り付いています。お参りしてから一休み。周りは絶景のパノラマが広がります。しばらく堪能した後下山。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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