山にまつわるクイズを5問出題します。すべて答えて山にもっと詳しくなろう!
リンドウの仲間はさわやかな青のものが多いですが、トウヤクリンドウはクリーム色です。花は上向きにつけ、晴れると花弁が開きます。トウヤクとは当薬、センブリという漢方薬のような薬効があるといわれて名づけられました。高山植物の(【三択】1.コバイケイソウ 2.コマクサ 3.トリカブト)は薬として乱獲された歴史があります。
槍穂高連峰を縦走すると様々な種類の火山性岩石を見ることができます。176万年前と175万年前に起きた大噴火によってできたカルデラに厚く堆積した火砕流堆積物があります。その痕跡は槍沢を登る途中にある播隆上人の岩小屋や槍ヶ岳の穂先への向かう途中の角礫岩、穂高岳へ向かう南岳から氷河公園へ下る途中に出てくる角がある礫を含んだ岩石からわかります。その岩を(【三択】1.溶結凝灰岩 2.花崗岩 3.玄武岩)といいます。
登山で出会う湖は神秘的なものが多いですが、火山の噴火口にできた写真の湖はどこにあるでしょうか。(【三択】1.霧島・韓国岳 2.鷲羽岳 3.立山)
等高線がマッチの頭のように輪となっているところがピークですが、地形図に現わすことができないピークがあるのをご存知でしょうか。等高線は標高差10m毎に描かれています。図の地形図にある青い線は稜線からの水流です。三つの青い●印はどんな場所だと推測できるでしょうか。(【三択】1.コル 2.ピーク 3.窪地)
山の稜線は気温も低く下界の猛暑がウソのように感じます。湿った空気が山を越える時、空気は上昇するにつれ、気圧が下がるので気温は低下します。空気中の水蒸気(目に見えない気体)は雲となるとき発生する(【三択】1.気化熱 2.凝縮熱 3.反応熱)があるため、湿った空気の気温低下割合は100m標高につき0.5度づつと穏やかになります。山の反対側へ乾いた空気が下っていくとき、100m標高につき1度づつ気温が急激に上がる現象をフェーンといいます。