遅めの夏休みを立山で過ごそうと友人を誘って4人で夏の立山を訪れました。今回は2泊3日の予定で、雷鳥平キャンプ場のテント場で2泊。ゆっくりとしたペースで3000メートルの稜線漫歩と、ご来光を楽しみにスタートを切りました。
まずは室堂ターミナルからすぐのミクリガ池へ。1日目は雷鳥平キャンプ場でテントを設営し、そのあと夕食を楽しむ予定です。時間的にも余裕があったのでミクリガ池をゆっくりと散策することにしました。ここは池と呼ばれているのに、実は火口湖だそうです。青く澄んだ池面に立山三山を映しだしていて、とても神秘的です。北アルプスの中で最も深い高山湖です。「ミクリ」は「御厨」と書き、神の厨房という意味だそうです。立山信仰の一面を垣間見た気分に浸りながら、雷鳥平キャンプ場をめざしました。
到着したらすぐにテント設営にとりかかりましたが、意外とカンタンに出来てしまったので、夕食の準備に。今夜は一流シェフプロデュースのフリーズドライのご馳走です。テントやらマットやら沢山の荷物を背負っての登山は、コンパクトでおいしい、こういったものがとても便利です。色々食べ比べてみました。
夕食後はテント場からすぐの雷鳥沢ヒュッテへ。実はここ、500円で入浴ができる天然温泉があります。泉源から直接引いた熱いお湯に浸かり、雄大なパノラマを満喫しながら、癒されました。