白山～観光新道・砂防新道　夏山開き直前～

雪はかなり少なくなりました、北陸は梅雨明けには至っていませんが山は確実に夏に近づいているようです。
観光新道は殿ヶ池避難小屋手前1950ｍ付近から2050ｍと蛇塚付近から黒ボコ岩手前に雪が残っています。弥陀ヶ原は五葉坂まで一面の雪、目印の赤旗が立てられていますがガスなど視界の悪い時は要注意です。室堂もセンターの周囲は雪が無く鳥居もすべて出ています、この日頂上はガスに包まれ視界はあまり良くありませんでしたが、7,8名の登山者が登頂されていました。
砂防新道方面の状況は十二曲り下から南竜分岐まで雪があります。沢を横切る箇所は小屋の方々が足場を付けてくれていますが、この時期雪渓と登山道との境目は要注意です、日々薄く脆くなっていくので踏み抜きによる転倒などお気を付け下さい。南竜分岐から甚之助避難小屋手前までも雪があります、この箇所はルートに注意が必要です、赤布が少し目線より高い位置に付けてくれています。
　登山道に残っている雪の上を歩く際には、特にこの時期、雪と登山道の境目やそれ以外の箇所での踏み抜きの危険があるので、ストックを使用してバランスをとったり、歩く前に雪面を確かめたりしてみてください。サングラスやスパッツ(ゲイター)も有効です。雪から流れ出た水で濡れた岩、石段にも注意して下さい。虫除けもあると便利です。