雪の上ですき焼き＆バックカントリースキー

昨シーズン、寒気が入ってしまい鹿俣山手前の急斜面を敗退。
のんびりムードの夜後沢を楽しもうと、今回も食事は贅沢に…。

暖かい日差しの中、準備をしていざ入山。
前回シール登行が初めてだったSさんもかなり歩けるようになっていて、すんなり前回の敗退ポイントへ。
板を担いで５ｍ位、クライムアップ。
板を担ぐのも今回が初。後ろに重心を倒しすぎないように…。

越えればそこは鹿俣山山頂。
あっけないほど近いんだけど、状況によっては上がれない事があります…。
かなり霞んではいるけれど、景色はばっちり。
夜後沢へのドロップポイントへはほんの少しだけれど、稜線右側は雪庇が発達してるので右に寄らない事。

コル状になっているところでランチ開始。
すき焼きを準備。３人４００ｇの牛肉。
肉を持ち歩けるのはもうわずかな期間になるでしょう…。
Oさんは懐中しるこは初です。
のんびりランチスキーＢＣ参加者特典です（？）

１時間半ほどのんびりと陽だまりでランチを楽しんだ後、いよいよ滑降開始。
シールを外した直後はシールのグリップ感が残っていて、板が滑る事に焦りますが、じき慣れます…。

稜線から沢へはまだどうにか雪が繋がっていました。
狭い所を過ぎれば、いよいよなだらかな夜後沢の全景が見られます。

気温が上昇していてかなり雪が緩んでしまい、板を履いていても少し埋まります。
重くてターンもなかなか思うようにはいきませんが、貸切の沢。緩やかで明るい斜面。
景色も気分も最高です。

後はトラバース気味に地形の弱点を読み、ゲレンデに復帰。
スキー場を滑って駐車場へ帰還しました。


※ゲレンデに戻るにはルートファインディング技術が試されます。
下り過ぎるとゲレンデには戻れず、遭難の危険もありますので必ず慣れた方と入山してください。