巻機山まで行きたかった!ニセ巻機山
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2012年04月16日 (月)~2012年04月17日 (火)
- メンバー
- 天候
- 1日め:晴れ 2日め:晴れのち曇りのち雷小雨のち晴れ
- コースタイム
- 1日目 :国道(清水集落=2:00=井戸の壁基部=1:10=井戸の壁上部=1:30=森林帯限界地点=0:10=幕営地(1450mライン)
2日目 :幕営地(1450mライン=0:50=ニセ巻機山急登基部=0:30=ニセ巻機山急登上部=1:10=ニセ巻機山山頂=0:30=幕営地=1:30=井戸の壁上部=1:20=井戸の壁下部=1:20=国道(清水集落)
地図は「地図画像」からご覧下さい
- コース状況
- 今年は雪が多い様で、まだ1m以上は積雪がある状態でした。斜度がある井戸の壁は雪が緩い状態でしたので、気をつけて歩きましょう。
上部は広い雪原状の尾根になります。天気が良いと気持ち良く歩ける反面、霧まくと方向性が分からなくなります。
雪が緩いので、ワカンが大活躍でした。一部、アイゼンが必要な箇所もあります。
- 難易度
-
感想コメント
前回の爺ヶ岳ではワカンが無く非常に大変な思いをしたので、今回はしっかり持って行きました。
朝から良い天気です。登山口からすぐにワカンを履き、いざ出発!
雪に潜らず快適に歩けます♪。
気温も順調に上がり、すぐにベースウエアで歩く様になりました。テントを背負っての雪山登山は今日が初めてです。楽しいけど、重いっ。
雪が無くなればここまで入れるという桜坂駐車場の桜の蕾はだいぶ膨らんできたものの、まだ硬そうでした。
つぼ足に比べたら随分歩き易いワカンですがそれでも雪はグズグズで、荷物が重いのもあり、なかなか前に進みません。
そして井戸の壁。
本当に壁ですね。直登だと雪が崩れるし疲労も増すので、ジグザグに進んで行きます。
ここで数名のスキーヤーと出合いました。
井戸の壁を過ぎてから少し斜度が緩んだ樹林帯を進みます。
樹林帯が切れた所でニセ巻機山が目の前に現れました!
本当はここも初日に登って行く予定でしたがグズグズの雪に手間どい、時間的に無理と判断。ここで幕営としました。
ここまでは非常に天気も良く風も感じなかったのですが、急に風が出てきて空気が一気に冷えて来ました。
先に進まなくて良かった♪、と思いつつテント設置。
あっという間に眠ってしまいました。
2日目
素晴らしい天気です!
夜に雨が降ったのでどうなる事かと思いましたが、そんな心配は無用でした。
登・下山とも同じルートなのでテントは背負わず、荷物を軽くして出発!
雨が降った事もあり、雪はグズグズ。最初はワカンで、ニセ巻機山直下の急登ではアイゼンに履き替えて頂上を目指します。
やっと着いた!ニセ巻機山!!
ここを下って登り返し、巻機山まで1時間位・・・もしかしたら、もうちょっとかかるかな?。
という訳で、時間が間に合わないという判断となり、ここで引き返す事としました。
残念。。
せっかくのニセ巻機山山頂なので、休憩していたところ・・・。
ごろごろごろ・・・
さっきまであんなに天気良かったのに雷鳴が轟きました
よくよく見ればあちらこちらで雲が湧き始めています。
これはいかん!とっとと下山しよう!
ニセ巻機山直下の急斜面を下る・・・いきなり怖い。慎重に下ります。
霧が出てきて視界もどんどん悪くなっていきます。
急斜面を下った後は、走る様に下ります。
テントの撤収も丸めてザックに突っ込み、ともかく樹林帯を目指します。
雨はぱらつき程度。雷も近付いて来ませんでした。
樹林帯を進み、昨日苦労した井戸の壁下り。雪はグズグズでかなりゆっくり下りました。
ここを過ぎれば、後はだいたい平坦な道。天気も回復し太陽が出てきた所で、登山口に戻れました。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。



















