おとな女子登山部レポート焼岳　

北アルプスの地図を夜な夜な開き、
まだ登ったことのない山をチェック。

常念、大天井、西穂高岳、前穂高岳、まだまだ未踏の山がいっぱい…
そして今回選んだのは、活火山である焼岳！
選んだ理由は、公共交通機関でアクセスしやすいから♪
もうひとつは、行程が楽ちんだから♪
１泊２日、小屋泊まりで焼岳へ。
気軽に楽しめる北アルプスのはじまりです。

朝もやの大正池を見てみたい、と思っていたので
さわやか信州号は大正池で下車。
朝の静かな時間に見る、あの透明度の高い池は神秘的。
しばらくぼんやり眺めていたくなる景色です。

焼岳へのはじまりは、苔むす森。
濃い緑の中を歩くのは心が落ち着きます。
焼岳はとても変化に飛んでいて、
高度を上げることに変わっていく景色が飽きません。

私が一番好きだったのは、展望台直下の風景。
焼岳への一本道が伸びる、草原のような場所で、
休憩にはもってこいです！

頂上は活火山らしく、硫黄のにおいがプンプン立ち込め、
そして望む穂高連峰がとにかくかっこいい！

流れる雲の切れ間から時折姿を現す穂高の山々に
頂上にいる人たちがみんな歓声を上げていました。

登頂して、ハイタッチをする若者や、
夢中で写真を撮っているご老人や、
仲良くおにぎりを食べているご夫婦や。
みんな山が好きなんだな～と、しみじみ思える場面でした。

頂上から下を見下ろせば上高地が広がり、
梓川がエメラルドに光って見えます。
焼岳が、身近な山であることを感じられる景色です。

お天気はいまいちで、青空の絶景！ではなかったけれど
なんだか印象深い山の思い出ができました♪