おとな女子登山部レポート県境を歩いて浅草岳へ

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投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
日程
2016年06月29日 (水)~2016年06月29日 (水)
メンバー
友人1名
天候
曇り
コースタイム
六十里越登山口(50分)マイクロ反射中継局(40分)南岳(35分)鬼ヶ面山(25分)北岳(30分)ムジナ沢カッチ(35分)前岳(10分)浅草岳(10分)前岳(30分)ムジナ沢カッチ(30分)北岳(20分)鬼ヶ面山(40分)南岳(30分)マイクロ反射中継局(25分)登山口
コース状況
・南岳から前岳までアップダウンを繰り返します。北岳~ムジナ沢カッチが最も急勾配でした。しかもぬかるんでいて歩きにくいです。
・ヒメサユリはピーク、ニッコウキスゲも咲き始めています。
難易度
Google Map

感想コメント

 梅雨時でしたがヒメサユリを見に浅草岳へ行ってきました。登山口は5つありますが、今回はお花とダイナミックな展望を楽しめる六十里越登山口から登りました。

 田子倉湖が近いため、雨の日の早朝は霧に覆われていることが多くこの日も登り出しは霧雨でしたが、晴れることを信じて登り始めました。
 雲が動き始めたのは森林限界を抜け出し南岳に着いた頃。背中側の毛猛山塊の後ろに微かに越後三山が確認できました。行く手の切り立った鬼ヶ面の山肌も時折見え隠れしましたが、全貌は相変わらずガスの中。その代わりに、ヒメサユリやゴゼンタチバナが道を彩り、アップダウンに喘ぎながらも登り続けてようやく山頂へ。
 山頂でお昼を食べながら晴れるのを待ちましたがガスはとれず。諦めて下山すると徐々に晴れてきて、たかだか1500m前後とは思えないような高度感のある稜線を歩いていることに初めて気付きました。特に北岳からの鬼ヶ面は圧巻で、ハワイのナパリコースト(ジュラシックパークの撮影に使われた場所)を彷彿とさせる見事な景観でした。
 
 登りはそれほど感じなかったアップダウンの辛さを下りにきてようやく実感。しかし晴れて絶景が見えなかったらさらに疲労困憊していたことでしょう。南岳まで来れば後は下るだけ。単調な樹林帯は道の駅栃尾のあぶらげが食べたい一心でなんとか下ることがました。

フォトギャラリー

登山道で出会った元気なワンことヒメサユリ。

登山口。会津と魚沼を結んだ六十里街道を歩きます。

マイクロ反射板。

鉄塔から朝日が昇る。

今年も会えました。

南岳から毛猛山。後ろに越後三山。

ヒメサユリロード。

ギザギザのアップダウン。

ここでビバークできそう。

山頂付近の雪渓。思いの外締まってました。

急だし泥々で滑るし。

屏風のような鬼ヶ面山。

登って下りて振り返る。

浅草岳が帰りにようやく見えました。

お隣守門岳。

噂の会津のマッターホルン・蒲生岳。

切れ落ちた稜線は谷川岳に似ている気がします。

昔沢から岩壁を登るルートがあったそうです。

田子倉湖。形がエーックス!

栃尾のあぶらげ。閉店に間に合った!

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