おとな女子登山部レポート屋久島0to0 1日目楠川歩道~白谷雲水峡
- 投稿者
- つじまい(おとな女子登山部)
- 日程
- 2016年11月29日 (火)~2016年12月02日 (金)
- メンバー
- つじまい
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 山行5時間26分
10:24出発
楠川の海スタート地点→(199分)→白谷広場→(67分)→白谷山荘→(40分)→辻峠→(20分)→白谷山荘
16:28到着
- コース状況
- ガスカートリッジは屋久島空港で販売あり。
白谷雲水峡の入り口で協力金300円を支払う。
トイレのし尿運搬に使われる募金(一人500円)してください。
登山届は、事前に提出するか、各登山道入り口にて提出すること。
水場はたくさんあるので、500mlの水を常に持ち歩くことができました。
トイレ 楠川の休憩所、白谷雲水峡の入り口、白谷小屋
- 難易度
感想コメント
鹿児島の大隅半島から60km南に位置する、黒潮の海にぽっかりと浮かぶ島。
飛行機から眺める屋久島は、まさに「洋上のアルプス」そのものでした。
最高峰の宮之浦岳(1936m)は屋久島の約真ん中に位置しています。
今回の山行は海抜0mの海岸から登るsea to summit。
だけではなく、山頂からまた海へ下りる
sea to summit to seaをやってみようと思いました。
3泊4日テント泊で贅沢なひとり旅です。
空港からはバスで楠川集落まで移動し、まずは楠川天満宮の前の海岸で海にタッチ。
そこからは楠川歩道を歩いて、どんどん山奥へ入っていきます。
楠川歩道(屋久島では登山道のことを歩道という)は江戸時代から伐木材の搬出に使われてきた古道で、
今では訪れる人も稀だそう。
そのため誰と会うこともなく、静かな森の中を、昔の人の苦労を思いながら歩きました。
苔むした美しい森を見ながら、あっという間に白谷雲水峡の入り口へ。
平日にもかかわらずたくさんのハイカーで、世界がガラリとかわります。
屋久島ではガイド登山の方が圧倒的に多く、大きな荷物を背負った私を見て心配した何人ものガイドさんから声をかけていただきました。
白谷小屋につくと、重たい荷物をおろし、周辺をお散歩。
身軽になると、ついつい遠くまで歩いてしまい、あっという間に辻峠です。
せっかくなので、太鼓岩まで登ってみました。
天気もよくポカポカ陽気の中、大絶景をひとりじめしてしまいました。
白谷小屋に戻り、この日は一人きりの夜を過ごしました。
シュラフはイスカのエアー280+ゴアテックスカバー。
上下ダウンを着こみましたが、寒かったです。