おとな女子登山部レポート寒九の水汲み

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
日程
2018年01月13日 (土)~2018年01月13日 (土)
メンバー
山仲間7名
天候
晴れ→雪
コースタイム
いずみの里(60分)林道終点(40分)どっぱら清水【水汲み待ち時間60分】(30分)林道終点(60分)いずみの里
コース状況
・踏み固められて滑り易くなっているのでチェーンアイゼンや4本爪アイゼンがあると安心です。
・どっぱら清水では水汲み行列ができるので待っている間の防寒対策はしっかりと。特に足先が冷えるので暖かいソールや足用ホッカイロがあると良いです。
・いずみの里にトイレあり。

【参加方法】参加費1000円、菅名岳を扱っているお近くの酒屋さんへ一ヶ月前に要事前申込。
難易度
Google Map

感想コメント

 冬の新潟・五泉の伝統行事『寒九の水汲み』に初参加してきました。前日までの大雪で菅名岳山麓に辿り着くのも一苦労でしたが、新潟では滅多にない快晴の山道を清水を求め練り歩いてきました。

 会場のいずみの里で女性は10リットル、男性は20リットルのポリタンクを受け取ってザックに入れたり、背負子に括り付けたりして準備します。気合十分でしたが持参した60リットルザックには残念ながら20リットルのポリタンクは入らず、10リットルに甘んじてしまいました。大勢の参加者が歩いた雪道は踏み固められてつるつるになっているかと思えば、膝まで埋まってしまうこともあり、重さの増したザックを背負って歩くのはなかなか難儀でした。帰りには雪がチラつき始めて越後の冬らしい風情に。日本酒には快晴よりも雪曇りの空としんしん降るぼた雪が似合う…気がします。

 下山後、10リットルでもやっぱり重かったポリタンクをよいしょと下ろし、大きなタンクに清水を注ぎます。透き通った冷たい水、これがおいしいお酒になると思うと…酒の味がわからない私でも感無量でした。荷物を解いた後はお待ちかね、五泉名物の里芋・帛乙女を使ったあったか芋汁をいただきました。鼻水を垂らしながら自分の口より大きな里芋をはふはふ頬張るのはこれ以上ない幸せ。結局3杯もたいらげお腹ががはち切れそうになりました。
 満腹になった後は冷えた体を温めるべく、名湯・咲花温泉の佐取館にて阿賀野川に舞い散る雪を眺めながら贅沢雪見風呂。ちょっぴり重かったけれどお腹も心も大満足のイベントでした。

フォトギャラリー

稀にみる快晴のもとスタート!

タンクをザックに仕込む。

ノンアルコール酒飴つかみ取り。ほんのり甘くて行動食にピッタリ。

ザックにいれたら形がイビツに。

かなり積もりました。

晴れているので動くと暑い。レイヤリング休憩。

すばらしい雪景色!

油断すると滑ります。

上から雪の襲来。

スタッフの方が道を整備してくれたおかげで歩きやすい。

橋を渡るのおっかなビックリ。

カツラでしょうか。大きく立派でした。

どっぱら清水で水汲み行列。冷えないように暖かいお茶を飲んだりお菓子を食べて過ごす。

さあいよいよ順番が回ってきました。

背中から直接入れるんですね。ボクシングののインターバルのような光景。

私のタンクにも清水が注がれてゆきます。

汲み終わったところで記念撮影!

下山してタンクに移し替え。

待ってました、里芋汁!後ろの大鍋で作られます。

ばーかうんめぇ~。

この記事を見た人は次の記事も見ています

おすすめアイテム